こんにちは。健康と美しさについて足元から整える柔道整復師・シューヘルスアドバイザーの藤野千枝です。
シューフィット神戸屋【大阪支店】の撤収作業を前回報告させていただきましたが、最終日にそれに伴う在庫処分(?)のオークションが行われました
今日はその戦利品とともに、今後展開するメニューの説明をさせていただきますネ
"オークション" と言っても実際は、西村社長によるバナナの叩き売りなみの破格のお値段による払下げでした
大人気なくていいなら「全部欲しい」と言いたいところだけど笑、それは他のスタッフも同じこと
なので欲しいものが被っても、決して "競り合い" にはなりませんでした
(既に廃盤になっていて、某ネットショッピングのサイトにもないぐらいの貴重な書籍もありましたが、「縁があればまた出会える」と納得(説得?)して諦めました笑)
①細工ばさみ 源利平 鋼付 210mm
源利平『山東』さんの細工鋏です。
切る材質やハサミの用途によって、刃の研ぎ方を一つ一つ変えてくださるみたいです(常識の話だったらすみません)。
見本の材質を預けると、それに特化したハサミに仕上げてもらえるんだとか。
『神戸屋』の名前も入っています
自分の名前が入っている鋏も素敵だなと思ったんですが、『神戸屋』の名に恥じないような、 "原点" のような気持ちで精進して参りたいと思います。
このハサミの用途としては、ハイヒール・パンプスの【本気の中敷調整メニュー】での、インソール調整に使います。
【本気の中敷調整メニュー】は、表面からは見えないようにサイズ調整用のパッドを入れるので、靴を脱いだ時も隙無くお見せしたい方にはオススメです。
靴の表面に既製のインソールを載せて調整を行う【インソール調整メニュー】とは別のものになります。
②パレットナイフ
これも同じく【本気の中敷調整メニュー】で使います。
インソールに接着剤をつけるときに活躍します。
接着剤はたくさん付けると微調整がしにくくなるので、薄〜く付けたいときにパレットナイフの "しなり" がいい仕事します
③キズナッシー
逆に靴以外の用途があるって知らなかったんですが笑、元々クラフト用のペンチで、名前の通り「傷無し」で使えます。
ガマ口の金具を押さえるときに傷がつかないように配慮された製品ですが、靴の調整でメチャメチャ使います!!
例えばせっかく買った靴、「靴の履き口が骨に当たって痛いのよね」というときに、
よくよく見ると、靴の造りの問題で革が丁度折り返していて(分厚くなって)骨に当たりやすくなってたり、革の切り口が少しギザギザになってそれが不快感になっていたり。
そんな時はキズナッシーで挟んで、革の厚みを調整します。
1ミリぐらいの調整でも、履き心地は劇的に変わることがあります。
できればご家庭に一本は置いといて欲しい道具です
④骨模型(脛腓関節なし)
脛骨・腓骨の中下1/3が付いている足首の骨模型を実は既に持っているのですが、この写真の骨模型にはそれがありません。
ゆえに、かさばらない!(しいていうなら【右足】だったらもっと良かったかな?)
つまり出張時に適しているというワケです(大した差はないかも知れませんが)
関節をつないでいる伸縮コードがそろそろ寿命かもですが、大事に使いたいと思います。
ところで自宅の骨模型(右)と比べると、
見事なまでに開張足(左)と正常足(右)やん!とちょっと面白くなってしまいました。
(左)はカカトが回内し、舟状骨が落ち込み、母趾の回旋が起こっています。
『外反扁平足』ともいえますね。
でも(左)の骨模型にも、カカトの骨をしっかり安定させて左右からしっかり押さえれる靴を履かせれば、(右)の骨模型のように安定させることは容易です。
ちなみに、(右)の骨模型のような安定の履き感は【ピッタリ靴体験メニュー】と【インソール調整メニュー】にて提供させていただきます
今回、破格のお値段でお譲りいただいた品ばかりですが、どれも私にとっては想いの込もったものばかりです。
しっかり私自身の基礎にしてこれからも邁進していく所存ですので、今後ともよろしくお願いします。
最後まで読んでいただきありがとうございます