こんにちは。健康と美しさについて足元から整える柔道整復師・シューヘルスアドバイザーの藤野千枝です。
今夜の献立を考えているときに、今日のブログのネタを思いつきました!
靴を履いて歩いていると、どちらか片方の足がいつも痛くなる、
そんな症状はありませんか?
人間の足は、左右が全く同じ人はほとんどいません。
利き手や利き足、得意な身体の使い方は人それぞれ必ずあります。
実は手も足も、片方でそれぞれ28個の骨で構成されているんです。
骨の構成数がほぼ同じで有るにも関わらず、
足は、手よりも一人一人の個性が強く出る部位です。
それはおそらく、荷重がかかるか、かからないかの差と考えられます。
足は身体全体の体重を支えているので、足よりも上位の関節可動域の影響を顕著に受けているのです。
左右の足の違いとしては、例えば
①扁平足の度合いが違う(片方だけ扁平足の場合も)
②指の長さが違う
③足の裏を合わせて見てみると、ボールジョイントの位置が違う
カカトを合わせて全体的に横からみると、色んな情報がわかります。この足の場合、土踏まずの高さが違い、甲の高さも若干違います。
『指の曲がる位置(ボールジョイント)』がイマイチわからないなというときは
指を曲げてみると、タコの位置とは微妙に違うボールジョイントの位置がわかります。
(ちなみにこの写真は、特に左右差がありません)
タコ≠ボールジョイント
④タコの位置が違う
まだまだありますが、とりあえずこんな感じで。
靴を選ぶときの思い思いの『基準』がそれぞれにあると思います。
(その選び方が正解か不正解かはまた別の話ですが...)
その基準(感覚)で選ぶので、痛くなるのはいつも同じ側、ということが起こります。
その場合、細かく計測してみると、左右の足が別物(!)で有る可能性があります。
つまり左右で別のサイズの靴を用意する必要が出てきます。
(左右を別サイズで売ってくれるお店もあります)
できれば一度、計測をしてご自身の足に合う靴を確認していただきたいところですが、
上記③が思い当たる方は、【ボロネーゼ製法】の靴もオススメです。
靴の【ボロネーゼ製法】というのは、
一般的な革靴は、【中底】が前足部と後足部に入っていますが、ボロネーゼ製法の場合、前足部には中底が無く、袋状になっていることで前足部を包み込み、前足部が比較的柔らかい造りになっています。
つまり、靴の曲がる位置(ボールジョイント )が比較的柔らかいので、左右でボールジョイント の位置が多少違っていても、靴が許容してくれるわけです。
一般的な製法の革靴や、パンプス、ハイヒールなどは『靴の曲がる位置』が決まっています。
靴の曲がる位置と、足の曲がる位置が合わなければ快適な履き感は得られません。
ちなみに今夜は『茄子とひき肉のボロネーゼ風パスタ』でした。
(どうしてもっと綺麗に撮らなかったんだあまりにもお腹が空いていたので...
)
例によってクックパッドさんの、つくれぽ1万件越えのレシピで即決
茄子はまだちょっと高いんですよね〜
夏が待ち遠しいです
一応、レシピはこんな感じでした
https://cookpad.com/recipe/1069312
それがさておき、一度足をじっくり見比べて見てください。
意外な発見が、靴の選び方のポイントになるかも知れません。
最後まで読んでいただきありがとうございます