こんにちは。健康と美しさについて足元から整える柔道整復師・シューヘルスアドバイザーの藤野千枝です。
足長って実はけっこうアバウトです。
以前、自宅でセルフでできる足長の測り方をお伝えしました。
結構きっちり測っているように思えたかもしれませんが、正直そんなに肩張らなくて大丈夫です。
「自宅で誰の力も借りずに測定する」というコンセプトのつもりでブログに書きましたが、ご覧になった方の中で、シューフィッターの方や測定の仕方を勉強されたことのある方は、「足長は、両足に均等に体重が乗った状態で測るもの。体重が、どっちか片足にかかったら誤差が出そう・・・」とお考えになったかと思います。
そうなんです。でも実はあんまり気にしなくてもいいかも。
なぜなら
靴を作るときはJIS規格(日本工業規格)に則ってサイズを決めていきます。
JIS規格が定めた計測の仕方は【両足に均等に体重がかかった状態の足長を測る】というものです。
じゃあセルフで測れないよ
いえいえ。実はJIS規格に定められた長さのサイズは、−2㎜・+2㎜を含みます。(ちなみに靴のサイズは5㎜刻み)
たとえば、
23.8や24.2の足長は、JIS規格のサイズでは24.0ということになります。
なのであんまり神経質になって測らなくてもOKですよ。
足の中心軸さえ把握できればあとはメジャーで測るだけ
同じように、足囲もけっこうアバウトです
測った数字によって、自分の足がJIS規格ではどのサイズに該当するのか確認してみて下さい。
たとえば24.0の足長で、足囲が23.4であればE幅ということになります。
JIS規格では足囲には−3㎜・+2㎜が認められているので、23.1も23.6もE幅の中に入ります。
ただ、足囲がアバウトなもっと大きい理由は、気温や気圧、女性なら生理周期でいともカンタンにサイズが変わってしまう、ということです。
このことに関しては、また後日しっかり記事にしていきますね。
靴を選ぶ上でとっても重要ポイントの一つですから。