こんにちは。健康と美しさについて足元から整える柔道整復師・シューヘルスアドバイザーの藤野千枝です。
皆さま、足のサイズをちゃんと把握できていますか?
靴屋さんで「いつも何センチの靴をお履きですか?」って訊かれたときに、スニーカー買うときもパンプス買うときも同じサイズを答えていませんか?
多くのスニーカーのサイズ表記には、捨て寸が含まれていません。
捨て寸がないと
曲げると、インソールよりも指先が飛び出した!
実際には靴で覆われているので、指先が靴の中でぶつかってしまいます。
外反母趾や内反小趾や陥入爪の原因にもなります(これ、靴を履いて歩き回る年齢以上のお子さんは注意してあげて下さい)
つまり実寸と同じサイズのスニーカーを履くとキツ過ぎるんです。
(この写真しまった・・・後ろの扉が微妙に開いてるの、気になりません?指先よりも、そっちが気になっちゃったらスミマセン笑)
買うときに「ちょっと指先キツいかなぁ〜」とか、
「うん!充分ゆとりある感じ!」なんてやりとりよくあると思いますが、スニーカーのサイズでパンプスやハイヒールを選んじゃいけません
パンプスやハイヒールや、スニーカー以外の靴の場合、23.0のサイズ表記だったら、23.0の足の人が履いて歩けるようにあらかじめ捨て寸で余裕をもたせてくれています。
なので、足の実寸そのままのサイズの靴を選ぶのが無難でしょう。
パンプス調整にこられたお客様に「足のサイズ(自称)」をお伺いしていますが、実際に計測させていただくと、自称サイズよりも0.5〜1センチ小さくなることはよくあります。
学生さんのときに履いていたスニーカーのサイズのイメージでそのままパンプスやハイヒールを選ぶので、そもそもが大きくて足に合っていない、ということを皆さんとてもご理解下さいます。
「こんな大きいパンプス履いてたら、そりゃあ足に合わないわよね」ってことです。
言ってみれば「お化粧」もそうですかね。
学生さんの頃は【化粧禁止】とか【学生らしく(?)】とか言われてクレンジング液持って追いかけてくる先生がいたかと思えば、社会に出るときには【化粧は社会人としてのマナー】とか【すっぴんは女捨ててる】とか急に...なんじゃそりゃ笑?
ちなみに私は部活馬鹿だったので、お化粧は大学に入ってからでしたけど
お化粧と靴の違うところは、靴ははるか幼い時から履いているのに、正解か不正解かを誰かが教えてくれる機会が圧倒的に少ないということです。
ファッション雑誌のモデルさんですらパンプスをまともに履けていません。
あの方々は、撮影の時に用意されたサイズの靴にご自分の足を合わせに行けるだけの体幹の強さなど、一般人とかけ離れた所があるので、ブカブカの靴を履いていてもマネをしないで欲しいんです
脱線してお伝えしたいことけっこうあるんですけど、切り時がわからなくなるのでこの辺で、、
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。