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語部屋

~かたりべや~  表現集団ATPの「かたりべ」こと、横溝大希が綴る叙事詩です。

一日稽古でした。


まずは、衣装合わせを。
私の役『カラスマ』は 服装イメージもあった為か、殆ど決まりました。

他の役も、だいたい7割は決まりました。
時代劇やファンタジーと異なって、現代モノは揃えやすいですし。


そして、会話劇の台本の残りを頂きました。
これで最後まで、台詞を覚える事が出来ます。

本筋は変わっておりませんが、ちょいちょい変更箇所もあるので 混ざらない様に気をつけなくては…。
それぞれの登場人物の印象も 少なからず変わっており、改めて見つめ直す必要がありそうです。


更に、即興劇にも触れました。
一言に即興劇と言いましても、形式や手法や設定などは千差万別。
今回の公演に相応しい形を検討しました。
台本の変更に伴い、企画当初と比べ 目的や役割が変わってきましたので…。

久々に取り組みましたが、考え過ぎて動けませんでした。
今まで自分がやってきた手法と異なり、馴染むまでは苦戦しそうです。

あまり得意な分野ではないのですが、やるっきゃないので やりますよー!!
休みを取り戻すかの様に、稽古。


前半は、舞台の確認。
床にビニールテープで印をつけて、会場のほぼ実寸サイズに。
それを元に、舞台・客席・装飾・備え付けの機材などの配置を検討しました。
図面上だけでは見えなかった部分が露わになり、工夫や対策が求められそうです。

ブース位置・見切れ・待機場所・私物置き場・動かせない備品・使用しないイスやテーブル・搬入出の量と手配…。
まぁ、問題点が浮き彫りになったのは良い事としましょう。


後半は、会話劇の稽古。
ほぼ実寸で動いてみて、また新たな発見がありました。

そして台本が更に圧縮された修正版を頂きました。
改めて覚え直す必要はありますが、こっちの方がスッキリしていてテンポも良いかと。


次の稽古では、衣装合わせと即興劇を予定。
まだまだ やるべき事は多そうです。
久々の稽古。


前半は、朗読劇を。
場面毎に、役割や雰囲気や注意点などの演出が付きました。
漠然としていたものが、形となってきました。

朗読劇ですが、『動き』がポイントとなりそうです。


後半は、会話劇を。
テーブルやイスなどを配置し、実際に物がある中で行いました。
実寸ではないにしろ、物があるだけで イメージだけでは補えきれていない部分が分かりました。
目に見える、それだけで大きな変化となりました。
距離が的確になったり、思考を想像以外に働かせられたりと―。

今後は空間を意識しながら、変則的な形の舞台を活用していこうかと思います。
『ただ演じるだけ』の先 『計算』を考慮しながら、より面白い演目に仕上がりそうです。


まだまだクリアーしていかないといけない部分は多々ありますが、不思議と不安は感じておりません。
楽しんで参ります!!