2019年5月2日元号が変わって、令和最初のロングライドは、初瀬街道(165号)を三重県の津市まで走破します。距離は250km。出発は朝4時で帰宅は午後9時でした。これまで、何度か初瀬街道はチャレンジしましたが、自信がなくていつも伊賀市までしか行かなかったのですが、今回は思い切ってチャレンジしてみました。
奈良県桜井市の初瀬。すぐ近くに有名な長谷寺があります。初瀬とは、最初に禊をするところという意味で、伊勢神宮に参拝する前、最初に禊を行うところを通る街道ということで、初瀬街道と呼ばれるようになったそうです。
しばらく深い山の中を進んで行きます。
長い下り坂を下り宇陀市榛原に至ります
牡丹桜がきれいに咲いていました
天照大神が祭られている葛神社。神社の名前の由来は、この辺りが吉野葛の産地だからでしょうか。
拝殿で手を合わせ、身の引き締まる思いです
さらに奥に進むと宇陀市室生の集落に着きます。
以前にもご紹介しましたが、この辺りは僕の最も好きな風景の一つです。町を流れる宇陀川の向こうには心安らぐ、のどかな風景が広がっています。
宇陀川のほとりの道の駅です。朝早くから、ずいぶん多くのお客さんがいらっしゃってました。
三重県名張市に入ります。県境からしばらくはのどかな農村風景が続きますが、こちらに流れてくる宇陀川を渡ったあたりからこのあたり一番の市街地が広がります。
名張市を走行中にこの自転車での累計走行距離が1万kmに達しました。2015年8月に乗り始めて、約四年。途中、大きなけがをして、ロングライドはもう無理かとあきらめかけたこともありましたが、なんとか達成できました。
伊賀市に入ります。伊賀市も何度か紹介していますが、市域が非常に広くて、北部の上野城周辺だけは大都会ですが、あとはのどかな風景が広がっています。
さらに山奥深く進んで行きます。
昔の宿場町 伊勢地宿を探検してみます。
国道165号から宿場町の中に入っていきます。
今はひっそりとしていましたが、昔の宿場町の雰囲気を漂わせていました
こちらにもきれいに牡丹桜が咲いていました
さらに山深く、青山というところに、乗馬クラブがありました。大勢の人が馬術の練習や乗馬を楽しんでいました。
こちらでは、併設のレストランで食事だけの利用も可能だそうです。
登り坂ばかりで、気が滅入りそうですが、乗馬クラブの人によると津市との境界まであと約3km。
道の脇に立派なお墓のようなものがありました。
きれいな花が、少しだけ疲れた体を癒してくれます。
やっと見えた。青山トンネル。ここを抜けると三重県の県庁所在地の津市です。
トンネルを越えると、今度は長い下り坂。下ってしまうとまた登ってくるのが大変ですが、せっかくなので下ります。
ひたすら下りで道の状態もいいので、安心してスピード出せる出せる。
最高56kmまで出ました。
それにしてもすごくきれいな山の中。自転車じゃなければ、のんびりしてたいのに
津市の農村。津市は県庁所在地で、海の方は大きな市街地が広がっていますが、市町村合併の影響で、こんな農村の風景もたくさん残されています
帰り道、宇陀市の風景。
桜井市を抜けて橿原市へ。道がフラットなので、山を下ってきた勢いそのままに猛スピードで進みます。
大阪府の藤井寺市の石川まで戻ってきました。日のあるうちに大阪に帰って来れるなんて。
去年は、体調を崩して散々なGWだったけど、今年はいいGWをすごせてます。