治療がうまくいく目標の立てかた
こんにちは。橋本です。
突然ですが、今の「治療の目標」って具体的ですか?
「もちろん、アトピーが完治することが目標ですよ」
そんな声も聞こえてきそうですが、「アトピーが完治すること」というのはゴールです。治療の最終到達地点ですね。
「アトピーを治したい」と治療をはじめた時点で、「アトピーを治す」というゴールに向かってスタートをきっています。
「えっ、アトピーの人はみんな治したいんじゃないの?」
それが、違うんです。
・ どうせ治るはずはない
・ 治るかわからないのに、めんどくさい
・ 大人になれば自然に治る
・ そのうち病院に行く、今は様子を見てるだけ
こう考えている人は、意外と多いんですね。
で、そう考えている限り、まだスタートしていない。または、リタイアしているわけです。
でも、「治したい」と思っているなら、スタートを切っている。「アトピーを治す」というゴールに向かって。
というわけで、治療をはじめている以上、ゴールは明確なんですね。
そして重要なのが、実際に行動をしない限り、ゴールは「夢」でしかないということ。
例えば、少年が「野球選手になりたい」と言っても、それだけでは「野球選手になる」というゴール、夢にはたどり着かないのと一緒です。
夢をかなえたいのなら、まずは「ピッチャーになる」とか目標を立てるのです。
そうすれば、行動できます。何をやればいいか、わかってきますから。
小さい子なら「キャッチャーに届くボールが投げられるようになる」というような目標から始めるのでしょうか。
いずれにしても、具体的な目標がない限り、ゴールには1ミリも近づきません。
目標は具体的じゃないとダメです。
だって、何をやったらいいか分からないですから。行動をしないですから。間違った方向に走りますから。
夢を語る、自分の望むものについて考える。それって大事だなと、僕も思います。否定しません。
しかし、夢を語る人が、夢をかなえるのではありません。「あいつは、夢ばっかり言いやがって」と言われるような人は大勢います。
夢を実現するのは、いつもコツコツ行動する人。
目標をコツコツこなす人でないと、望みどおりにはいかないのです。
こう言うと、「えー、夢をかなえるなんて、なんだか難しいなー。夢をかなえるなんて、ほんのひとにぎりの人たちだけでしょ」と思うかもしれません。
でもアトピーの治療は、「野球選手になりたい」とかいうような、夢とかそんな大それたことではありません。
多くの人が普通にやっていることです。
その中でも、楽に治療を進めている人には、より具体的な目標をもって生活しています。
アトピー治療でのより具体的な目標は、人それぞれです。子どもには個人差があり、子どもを支える家族、その生活スタイルも人それぞれに違います。
目標の立てかたは、人によって千差万別とは言っても、例をあげておかないとわかりにくいかもしれません。
ではここで、行動しやすくなるような目標をひとつだけ紹介しておきますね。
それは、「かゆみのない、つるつるスベスベの肌にすること」です。
常にこれを目標として、治療を続けること。難しくはありませんが、地道な努力。日々の積み重ねが必要になります。
かゆみのない、つるつるスベスベの肌にする。
その目標を達成するには何をすればいいか。具体的な方法は、このブログですべてお話していますので、参考にしてください。
どうですか?
目標が具体的なほうが、行動がおこしやすくなりませんか?
治療をうまく進めるには、より具体的な目標を立てる。それが、おすすめの方法です。