1991年の高齢者と2011年の高齢者から見る,今後の日本の高齢者行く末

次のデータをご覧いただきたい。
高齢者の生活資金源の調査結果だそうだ。

1991年
公的年金 66.5%
こどもからの援助 10.6%

2011年
公的年金 87.0%
こどもからの援助 5.6%

ご覧のとおり,高齢者の資金源は公的年金に対する依存度が増大している。
今後もこの傾向は続くのだろうか。
単身世帯がもっとも贅沢だと言われてしまう理由とは

次のデータをみていいただきたい。
政府が公表している各世帯別の消費額である。

単身世帯 100
二人世帯 152
三人世帯 175
四人世帯 190
五人世帯 204

これを各世帯の1人あたりの消費額に置き換えると。

単身世帯 100
二人世帯  76
三人世帯  58
四人世帯  48
五人世帯  41 となる。

ご覧のとおり単身世帯(つまり一人暮らし)が最もコストがかかることになる。
この観点から切り出すと面白い部分もある。

① 親元を離れない若年・中年・壮年男女は実は国家のコストパフォーマンス的には正しい。
② 同居を嫌がる男女はコストパフォーマンス的にはマイナス。
③ DINKS等であっても同居してもらえればコストパフォーマンス的には正しい。
④ 単身赴任は望ましくない。
⑤ 大学生が一人暮らしをすることも望ましくない。
⑥ 結婚が理想ではあるが,一人暮らし同士であれば,同棲もコストパフォーマンス的には正しい。
⑦ シェアハウスは契約のしくみ次第。
⑧ 友人同士で住むこともコストパフォーマンス的には正しい。

何でも金に換算するのが良いとはいえないかもしれませんが,
一人暮らしが好きな方も共同生活に慣れていく必要があるかもしれません。
男女共同参画は本当に必要なのか?大卒就職率は男子93.2%、女子94.7%という現実

このブログでも意見が寄せられている事項だが,
今年の新卒の就職率だが,女性が男性を上回っているそうだ。
男子93.2%
女子94.7%だそうだ。

若年層の可処分所得で女性が男性を上回るなど,ショッキングな現実が突きつけられる中で,この就職率もショッキングなデータだろう。

今後この傾向はますます強まるかもしれない。
介護などの需要が伸びそうな分野では女性優位だ。

男女共同参画は一部見直しが必要なのではないか。
なんとなくフェミニスト教授達のメシの種のために無駄金が投じられているようにしか思えないのだが。