皆さん、こんにちはぁ。
こちらの桜は、ソメイヨシノもしだれ桜もほぼ満開になってます。
とは言え、北日本では猛吹雪、多重衝突事故も起きているみたいです。
江戸者が言うのもなんですが、雪道の運転には十分注意をお願いたします。
さて、さっそくタイトルからいきましょう。
気になるというのは、先日もお伝えしました茨城県北部の棚倉構造線と高萩断層についてです。
画像:地震調査研究推進本部
19日のブログに添付した当時の地震発生状況(上図)と本日現在から7日以内の発震(下図)
画像:防災科学技術研究所Hi-net震源茨城周辺
ブログを更新したのは19日15時02分。
同震源エリアでは、その後も小地震を繰り返し、21日23時34分にはM4.7最大震度3の中規模震を発生させました。
この時点、更に現在に至っても、同エリアでの発震は、このM5前後の中規模震どまりと言うのが、私の考えです。
但し、直下型かつ浅い震源では、M5でも強震を起こすこともありますので、中規模と過信はされません様にお願い致します。
では、何が気になって仕方がないのか。
それは、この棚倉構造線周辺が動く理由に他ありません。
小中規模震を繰り返していると思われる棚倉構造線は、東北日本と西南日本の境界部とされておりますが、もう一つの仮説として、中央構造線の東縁と交差しているのではないかと言う考えがあります。
つまり、中央構造線との関連性が非常に強い可能性があるとう事です。
画像:大鹿村中央構造線博物館より
上記を見ても判る通り、日本列島は、西南日本内帯・西南日本外帯・東北日本と大きく三分されます。
日本列島を三分すると言う考えでは、これまでの私の解説では、中央構造線とフォッサマグナ帯とお話してきました。
フォッサマグナ帯と言うのは、甲信越で日本を横断する糸魚川-静岡構造線と柏崎千葉構造線で挟まれたエリアを指します。
この東縁が、実は柏崎千葉構造線では無く、中央構造線の東縁を遮断するように縦に伸びる棚倉構造線の可能性があるのです。
下の昨年添付したGPSデータを見て下さい。
アバウトではありますが、この辺りで大きく移動方向の向きが変わっていることが判ると思います。
画像:国土交通省GPS(昨年のブログより引用)
震災後、地殻の動きが変わり、上記GPS画の様に、日本の東西で向きが変わり、私達は、この西南域と東北域を分ける境界面とされるフォッサマグナ帯を注視してきました。
その為、茨城付近の発震の全てを、東北地方太平洋沖地震の余震・関連震と決めつけ、主に海溝から受ける歪の解消と見てきました。
すぐ手前に延びる高萩断層もそれを肯定する材料でした。
つまり、日本海溝の東へと言う引っ張り力に対し、断層で細かな切断・ズレが生じたという仮説になります。
しかし、そこには不可解な点もありました。
それは、震源が深すぎるという点です。
2013年3月18日6時53分M4.5は60km、2013年3月21日23時34分M4.7は50kmと言った感じです。
もし、これらの地震の発震理由が、高萩断層又はその他の小型断層によるものではなく、棚倉構造線によるものならば、地下構造からこの深さも納得できます。
そうなると、西南と東北の境界に生じる歪みが原因とも考えられる訳で、つまるところが、この棚倉構造線こそが、フォッサマグナの東側の境界部であると考えられるのです。
過去の歴史を紐解いてみると、東日本太平洋沖での大型震と相模湾・東海~南海での大型震が、至近の期間で発生していることが判ります。
一方、私が日頃から申し上げて来た事に、茨城南東沖~千葉東方沖の日本海溝南縁に存在すると考えられる固着部(アスペリティ)が何故動かないと言う件があります。
それは、フォッサマグナの東縁が柏崎千葉構造線と言う大前提があるからです。
しかし、東縁がこの棚倉構造線ならどうでしょう。
だいぶ飛躍した考えではありますが、もしそうならば茨城南東沖~千葉東方沖のアスペリティにこだわる事は、大きな見落としにつながります。
ひょっとしたら、棚倉構造線以北のアスペリティはほぼ収束していて、歪は交差する中央構造線にかかっているのかも知れないでしょう。
それならば、相模湾・箱根の微震、河口湖の水位低下、愛知美和の植物生体電の微震も整合性が出てきます。
依然、東北北部太平洋沖~北海道東方沖の固着部、更には東北地方太平洋沖地震震源域にも、まだ未発な固着部があると思います。
引き続きこれらの発震には注意しながらも、やはり過去の示すとおり、中央構造線・駿河~南海トラフが東北地方太平洋沖の大型震とセットである可能性を注視していかなければと思うのです。
今回のブログは、一方的に私の仮説を論ずる場となってしまいました。
しかしこれこそが、平素、茨城柿岡地磁気・地電流や千葉香取電波に大きな反応がありながら、茨城に大型震と言わない最たる理由であります。
もちろん仮説だけに、引き続き茨城南東沖~千葉東方沖にも警戒しながらと思っております。
その他、警戒予測域に大きな変更は無いので、合わせて過去ブログをご参照頂ければと思います。
これは完全な個人的予測に過ぎませんが、現在、大型震を最も警戒すべきと考えるのは、西南日本外帯と考えております。
これからも、しっかり準備と心構え、そして多くの知識・情報、何よりも皆さんの優しい笑顔と人を思いやる気持ちで防災していきましょうね。
マリアナファン ヒロ






















