皆さん、こんにちはぁ。
今日は、太陽活動他、状況だけお知らせしまーす。
まず、現在最大関心として注視している太陽活動についてです。
本日14時頃(日本時間)に、12日20時頃(日本時間)に発生したCME(コロナ質量放出)の影響と考えられる衝撃波が到達したようです。
予想に反して、急激かつ大きめの影響到達であるようで、地磁気・地電流に反応が入った時には、衛星磁場や太陽風等のデータ更新前で、一瞬緊張しました。
現在見る限りは、HAARP・衛星磁場・太陽風にも動きが入っておりますので、地電流・地磁気に現れた反応は、このコロナホールの影響と考えて良さそうです。
しかし、地電流の反応がかなり顕著であること、これらの太陽活動が、地殻活動活発化の引き金になりやすいこと等を鑑みると、完全にホッっとするには早すぎるかも知れません。
引き続き、最大注視で分析を継続したいと思っています。
画像:気象庁柿岡地磁気観測所 地電流データ(スケール50/オフセット210/-200)
通常ご紹介しているグラフは、スケール20で統一しているのですが、今回のデータはスケールアウトになってしまうので、50にしました。
更に、気になるデータもあります。
以下の二つの画像は、NASA/SDO(AIA)の直近の太陽です。
上の画像にあります黒色部分が大きく明瞭でとても非常に気になっています。
また、下図の黒点群の中央北半球寄りにある1692黒点群では、先程Mクラスのフレアが起きており、追ってこの影響も到達するのでは無いかと考えています。
加えて、その右横に位置する1696黒点群も磁場構造が複雑化してきており、今後δ型になるようなら、Xクラスのフレアに注意が必要かと思います。
このように太陽活動にこだわる理由は、冒頭申し上げた様に、急激な磁場の擾乱と地殻活動に密接な関係が指摘されているからです。
太陽活動起因の磁場の擾乱が、直接地殻の動きに影響する可能性です。
そしてもう一つは、別の要因によって発生した地殻活動によって電磁波等が発生し、それが磁場データに影響をもたらすと言うものです。
前者を引き金(トリガー)、後者は前兆と言えます。
関連したデータになりますが、ここの所、電離層の乱れも続いているようです。
以下の掲示板で、タバサさん他皆さんによって報告されているのでご参照ください。
環境自然などなんでも掲示板
http://pass-keijiban.progoo.com/bbs/
気象庁発表の東伊豆奈良本観測点での体積ひずみ計に気になる波形を見つけました。
地殻活動による歪みを見るデータですが、降雨によって波形が反応するこの方が多いデータです。
しかし、13日の正午過ぎの反応時に関しては、降雨の経籍が無いようです。
反応は、微小でありますが、原因が判明するまでは注視しなければならないでしょう。
合わせて、富士山鳴沢の広帯域地震波形も強くなっており、富士山全域に今日の2時過ぎ、単発ですが大きな波形も入っています。(情報:防災科学技術研究所)
また、14日の地震計の反応も大きくなっています。
画像:気象庁東伊豆奈良本観測点体積ひずみ計
画像:防災科学技術研究所 火山活動連続観測網 富士山 広帯域地震波形
画像:防災科学技術研究所 火山活動連続観測網 富士山 地震計振幅
冒頭で申し上げましたコロナホールの影響と思われる反応につきまして、現在収束に向かっているのか落ち着いてきております。
拠出したデータの対して、柿岡地電流の反応が突出して大きい気がします。
ひょっとすると、太陽磁場の影響をいち早く受け、地殻が動いた可能性がありそうです。
続報を注視し、分析してまいりたと思っております。
予測その他は前回の更新と変更はありません。
駆け足ではありますが、データのご報告だけさせて頂きます。
マリアナファン ヒロ