完成とは呼びにくいけど、『1/220 メッサーラ』です。
何だ、この狂った配色は?と思われそうですが、要は実験台です(笑)。
主に塗装が多いですが、パテやらデカールやら、試し用として使っています。
見る人が見れば分かるけど、合わせ目消しくらいはやってます。
筆塗りにしろエアブラシにしろ、塗装は塗料と溶剤を混ぜるところから始まりますが、この配合が一発で決まるってなかなかないじゃないですか。
エアブラシならニードルの開度やらエア圧やらの調整が必要だし、これをせずにぶっつけ本番で吹くのはちょっとした恐怖。
そんな時、試し塗り用にテキトーなキットを使うのってアリだと思うんですよ。旧キットにはもってこいの出番というか(笑)。
特に、色では判別できないトップコート=クリアーとかフラットクリアーの試し吹きにちょうどいいんですよね。
どんだけ積んであっても、100を超えればおそらく一生作らないであろうキットも一つくらいはあるだろうから、こういう使い方をする方が有意義なんじゃないかなと。
改造用に使うんだ!と昭和の旧キットを取っておいている人もいるでしょうが、10年どころか5年以上も積んだままにしている、または1年以内にそんな改造品を完成させていない人は、おそらくこの先も手を付ける事はないだろうから、こういう用途として消化するのもいいんじゃないかな。
…という事で、塗装までこなすモデラーに向けた話でした。
世の中にはプラモの箱を積んでいるだけで平静を保てる人もいるらしいので、そんな方々はスルーして下さい。