観た、『リターン・トゥ・ホグワーツ』 | Joon's blog

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『ハリー・ポッター20周年記念 リターン・トゥ・ホグワーツ』を観ました。

 

『ハリー・ポッター』シリーズに出演したキャストの元に届いた、『ハリー・ポッター』20周年を祝う招待状。

彼らは9と3/4番線からの列車に乗り、再建されたホグワーツ魔法学校に向かう……といった内容。

 

ハリポタ映画が始まってから約20年、かつ完結してから約10年。ハリポタに携わったキャスト&スタッフが撮影当時を振り返る企画です。

単に出演者の座談会やらインタビューやらをすればいいだけの話なのに、CG等の特撮もふんだんに使っているだけでなく、未だに残っている撮影時のセットで収録しているあたりに、こだわりを感じます。

ダニエル・ラドクリフさんを始めとするホグワーツの生徒たちを演じた俳優だけでなく、ゲイリー・オールドマンさんやレイフ・ファインズさんを始めとする大ベテラン勢にも登場してもらっているんだから、ずいぶん豪華な同窓会です。

 

「ハリーたちもずいぶん成長したな…」と感慨にふけるのは40を超えた人たちでしょうかね。

もちろん映画としての面白さもありますが、40オーバーでハリポタにハマる人の中には、演じている俳優たちの成長を我が子のように見守る感覚で楽しんでいる人もいるんだろうなぁ。

 

ホグワーツの生徒を演じた俳優たちも、今では30代前半くらいが多いのかな? ハリポタという拠り所を失って10年も過ぎ、だいぶ客観的に当時を振り返っているのがいいですね。

ロンを演じたルパート・グリントさんなんて妻子ができただけでなく結石にもなったってんだから、大人になったどころかオッサンの仲間入りですよ(笑)。

本作に出演している俳優は総じて上手に歳をとっている感がありますが、エマ・ワトソンさんはその他を圧倒的に超越しています。この人の美貌は映画女優に向いているもんねぇ。シリーズを途中で降板しようとした時期もあったと言及していましたが、そんな未来が来なくて良かったよ…。

 

近年、”あの映画がウン十年ぶりの続編として復活!”なんて同窓会的な作品がちょいちょいありますが、わざわざ映画を作らずとも、本作よろしくキャストが当時を振り返る企画の方が良かったんじゃない?というものも稀にありますよね。某レザレクションズとかさー(笑)。

ちなみに日本ではスーパー戦隊&仮面ライダーが、ウン10thアニバーサリー作品として続編が作られる風潮をやや定着化させているんですよね。本来なら頼もしい事なんだけど、最近はオモチャ屋の言いなりになってる傾向が強すぎてなぁ…。

 

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Blu-ray版は映像特典としてメイキングを収録。メイキングというより予告編程度のものでしたが(3分もないし)。

何故か吹替版も収録していますが、だったら日本語吹替を担当した声優たちによる回顧録とかあっても良かったかな。

 

そーいや、本作が日本で初公開されたのはネット配信だったんだよね。

配信サービスにはお金を使いたくない俺ッチとしては、こうしてディスク化してくれた事に感謝です。