さて、2024年最初に観る映画は『劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ』です。
初見=劇場で観た際の感想はコチラ。
久々の再見ですが、やっぱり面白い。
ちなみに、2023年は映画館で8本ほどの作品を観ましたが、個人的に満足度ナンバー1だった作品です。
ChamJamが東京で路上ライブを行った後、あまりのリアクションの薄さにれおは落ち込みますが、これはめいぷる♡どーるのメイの存在が大いに関係しているからなんじゃないかと。
テレビ版の後半あたりでメイと再会してからのれおは、明らかに焦りを見せ始めましたしね。
メイよりも遥かに後れを取っている焦りというか、”武道館”というワードを聞いて色めき立つChamJamのメンバーに対し、武道館とメイが直結しているれおだけはシリアスなムードになるんだよね。
それを知っても安っぽく話しかける事なく静かに見守るに留める空音や、嫌味ではなく心底より応援するメイ、そして下心なんか1ミリもなく純粋に応援するくまささん等々、れおはいい人に囲まれてるなぁ……運営には恵まれてないけど(笑)。
俺ッチ同様、クライマックスのライブで感動したという人が意外にいるようです。
別に毎度お馴染みなライブなのに、まぁ3曲目は狙ってるのが分かるけど、そうでない曲でヘタすりゃ泣きそうにすらなるんですが、これは一体どんな感情が湧いてきているんでしょうね? よく分かんないけど、どこか泣けてしまうんですよ。
サプライズ=その場で決まった事なのにダンスが揃いすぎだろ!というツッコミは無粋すぎるので控えましょう。
にしても、主人公の衣装がここまで少ない実写映画もなかなかありません。何しろ、えりぴよの衣装と言えば赤ジャージとパン屋のコック服、これだけだもんね(笑)。
くまささんや基[モトイ]の方がよっぽど身だしなみがしっかりしているという。
男のオタクはルックス(と臭い)に無頓着というイメージがありますが、アイドル本人との接触がある以上、悪印象を持たれないための気遣いをしているんだから、”陽”のエリートオタクの姿ですね。
続編を臭わせる終わり方だったのかどうかは判別しがたいですが、個人的には、少なくとも実写版はこれで完結としても何も問題がないどころか、むしろ清々しい終わり方に思えました。
武道館でライブをしてるところが見たい!なんて意見はあまり見えませんが、分かってる人が多いなぁって気がします。
にしても舞菜ちん、「…え?」が多くないかい(笑)?
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配信版はないようです。
俺ッチは↑のBlu-ray版を買いましたが、んま~高い。定価で9680円とかあり得ないでしょ。
特典としてCDが付いてくるものの、あんま思い入れの湧かないサントラ(もちろんエンディング曲『Chance』は未収録)なんか要らないんだよ。もう少し安くした通常盤のみの販売があっても良かったと思うんだよ。