観てます、『ウルトラマンタロウ』 | Joon's blog

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どんな傑作にも100点を、どんな駄作でも0点を与えないのが信念です

今回はウルトラマンに関する記事ですが、平成後期~令和(現在)にかけてのテレ東ウルトラシリーズは1ミリも履修していないオジサンの話なので、つまらない予感のある人は退避した方がいいと思います。

 

 

「シリーズ最大の駄作と言えば?」と聞かれて『ウルトラマンタロウ』と答えるのも定番でほないでしょうか。

 

…しかし、それは若かりし俺ッチの見識の狭さが引き起こした誤解で、いい歳になってキチンと観直すと、実はそうでもないどころか、むしろ独特の味があってかなり楽しめています。

 

それまでのウルトラシリーズって、常に隊員が眉をひそめているようなクソ真面目なイメージが強かったように思います(コメディ回も数回はあるけど)。

それに対し、子供に寄り添った娯楽作品として振り切っている点が本作の良いところ。『~セブン』のようなシリアスな回ばかりじゃ、ちびっ子はポカーンですからね(笑)。

 

本作がコメディ寄りに思えるのは、ZATの隊員間に漂う空気感。

これまでの特捜チームと比べると雰囲気がズバ抜けてユルユルで、調査中に怪獣が現れなきゃタバコを吸ったり釣りを始めたりするような低モラルっぷりに軽く目眩がします(笑)。

隊員も総じてノホホンとしていて、現場のリーダーたる新垣副隊長なんか部下にイジられる事もしばしば。演じているのが東野英心(当時は東野孝彦)さんだけあってか、そんな隊員たちの情けなさには父ちゃん情けなくて涙出てくるよ。

 

タロウの特徴、かつ最大の魅力は“元気”の一言に尽きます。

東光太郎が変身→タロウになってもアクションに元気感が溢れているのが良いんですよ。

“タロウは真面目に戦わず、むしろ怪獣と遊んでいるように見える”という意見が聞こえるのは、この辺の理由に根拠しているように思えます。

 

何しろ光太郎がまた元気の塊のようなキャラで、いつになっても無邪気に駆け回る子犬のようです。しょっちゅう怪獣にしがみつくしなぁ(笑)。

同居している白鳥さおりが少なからずの想いを寄せているのはすぐに分かるんですが、これに気付かない無邪気さが光太郎の罪です。今で言う、あざと男子ですね。

俺ッチが思う、爽やか変身ヒーローと言えば『世界忍者戦ジライヤ』の、筒井巧さん演じる山地闘破一択だったんですが、ここに来て篠田三郎さん演じる東光太郎というライバル(?)が現れました。

両者とも、常に頼っていい兄ちゃんという安心感があるのもいいんです。

 

“ウルトラ兄弟や父母の力を借りまくるから、タロウは一番弱い”という認識がありましたが、実はそうでもなく、タロウはカラータイマーが鳴って苦戦を強いられるシーンがあまりありません。

つまり短時間でチャチャッと怪獣を倒しているんだから、むしろ強めな方ではないでしょうか? ちょいちょい死ぬけど…。

 

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↑は安いけど不具合報告もしばしばあるので、まぁ安かろう悪かろうの精神で。肝心の画質も↑↑に比べるとチト粗いかもしれないけど(比較のほどは未確認)、昭和のテレビドラマの高画質化なんて程度が知れてますからね。

 

東光太郎の魅力は、ちびっ子よりも女子人気が高そうに思えるんですよね。女子視点で見ると、カッコ良いというより可愛いと感じるかも?

光太郎の魅力は1話から全開なので、まずはお試しに配信版ででも…。

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買った、BD『ウルトラマンタロウ』

観てます、『ウルトラマンタロウ』

観終えた、『ウルトラマンタロウ』