観た、『手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE』 | Joon's blog

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『手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!』を観ました。

 

牙鬼軍団の弓張重三[ユミハリジュウザ]から、忍隠れの里の殿である八角辰之助を助け出し、里にラブ&ピースをもたらせ――ラストニンジャこと好天[ヨシタカ]より夏休みの宿題を与えられた手裏剣戦隊ニンニンジャー。

弓張の妨害をかわしつつ救出に成功はしたものの、辰之助は祟りにより恐竜のような姿にされ、とある理由からやさぐれて無気力になっていた。

そんな中、里の村人が弓張の一味に捕らえられ、天晴[タカハル]を残し再び里に向かったニンニンジャーもピンチに陥る。

身の危険も顧みず仲間の元に向かう天晴の姿に、辰之助の心は揺らぎ始め……といったお話。

 

忍者で構成されたスーパー戦隊はいくつかありますが、『手裏剣戦隊ニンニンジャー』における忍者観(?)はそれまでのものと比べるとやや異質で、泥臭さがないのが斬新なんですよね。ベテラン忍者が見たら噴飯しそうな(笑)。

 

かつての辰之助は民を思いやる殿様でしたが、そのあまり家庭に目を向けなくなってしまった挙句、妻に逃げられたショックで自堕落で無気力な性格になってしまいます。

…という説明セリフがある中、辰之助が飲んでいる酒の銘柄は“雪那”、そして辰之助を演じているのは藤本敏史=フジモンさん。

劇場公開時はコレに気付いてクスクス笑っている大人がいましたが、今となってはチト笑いづらい小ネタになっちゃったよね…(笑)。

 

劇中の忍隠れ城の正体(?)は、上田城、小田原城、彦根城との事で、意外にも(笑)幾多の場所でロケが行われたようです。

天気も晴天で、本作の雰囲気に合っていますね。スーパー戦隊の映画って、イマイチ天気が良くない作品が多いから…。

 

そんなお城(の敷地内)でのアクションはもちろんですが、変身前=素面アクションが多めなのは好印象。

殺陣はいつもの事ながら、城の石垣を上るわ屋根を走るわと、割とハードな事をやってるのでここにも注目ですね。

 

アクションとはチト違いますが……めでたく事件も解決したのでお祭りだ!という事で、エンディングでは久々にダンスで締め。

このエンディングテーマである『なんじゃモンじゃ!ニンジャ祭り!』、視聴者からの動画をテレビシリーズのエンディングで流れたり、ディープな所で盛り上がっていた記憶。よしもと新喜劇でもやってたっけね。

明快な曲調+難易度低めのダンス=老若男女(特にちびっ子)が踊れそうなのがいいんですよ。

ここから十歩も百歩も進んで歌もダンスも難しくしちゃうのは、いい歳こいた一部のマニアしか喜ばないので感心しませんが。

…それはさておき、このエンディングのダンスで大活躍(?)なのが、シロニンジャー=伊賀崎風花を演じる、ニンニンメンバーの中で最強のダンス力を誇る矢野優花さん。

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ダンスの上手い人は、腰の落とし方が違うよね。

この元気感こそ、この曲&ダンスの正解じゃないですか?

…おっと、忘れちゃいけねぇ、

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キンちゃんもなかなかでございやすよ!

 

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Blu-ray版のコレクターズパックは特典ディスク付き。

ここでのメイキングやイベントではフジモンさんも登場、当時の奥さんの名をちょいちょい出していたあたりに時の流れを痛感します…(笑)。