観終えた、『舞いあがれ!』 | Joon's blog

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どんな傑作にも100点を、どんな駄作でも0点を与えないのが信念です

ついに、ついに最終週どころか最終回を迎えてしまいました、『舞いあがれ!』。

最終回は気になりすぎて、出勤前にリアルタイム視聴しちゃったよね。

 

「○○(俺ッチ)さんって、朝ドラ見てるんですよね? 主役の子って、どんな飛行機に乗るんですか?」

「ああ、舞ちゃんは今、町工場で営業やってるよ」

「えっ」

…とまぁ、ヒロインが飛行機のパイロットを目指すという、話のさわりは知っているけど本編までは見ていない人であれば、そう聞いて驚くのも当然でしょう。

あの頃は、“舞いあがれ!”どころか“這いあがれ!”と応援したくなる状況でしたしねぇ(笑)。

 

朝ドラの全てを観ているわけじゃないけど、主役のヒロインがとある職業を目指す作品は多々あるものの、そんな夢や努力が(一旦)水泡に帰すという展開は稀有、もしくは皆無に近いんじゃないでしょうか?

舞ちゃんはパイロットを断念せざるを得ない状況に陥り、別の世界で夢や希望を見い出します。

そこから紆余曲折があり、再び夢に向かって頑張った挙句、どうにか“舞いあがれ”ました。

 

先の夢は旅客機のパイロットだったので、それと比べるとスケールダウンした感は否めませんが、そこで主題歌『アイラブユー』の出番です。

 どんな言葉が願いが景色が 君を笑顔に幸せにするだろう

航空学校で繋がった人も少なくないけど、IWAKURAで働き始めてからは特に舞ちゃんの人脈は激増しました。

そんな多くの人たちと知り合ったり触れ合いがあったからこそ、空を断念した舞ちゃんは別の世界で新たな夢を見い出せたんじゃないかと。元々、他人のために一生懸命になるだけでなく、他人の喜びを自分の幸せに感じる子でしたしね。

夢というやつはデカけりゃいいってものでもなく、人とナリに見合った夢もあり、そうであっても十分“笑顔に幸せに”なれるものなんじゃないかな。

 

…で、結局、『舞いあがれ!』ってどんな話?と聞かれれば、
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…という話だよ、と答えるのが正解に思えます。忘れていたり諦めてしまった夢を、また見たっていいじゃん?って感じでね。

本作の最終回とCDの発売日が近いのもあって、本作の隠しエンディング曲なんだと勝手&強引に結び付けています。久留美ちゃん繋がりってのが強いけど(笑)。

 

基本的に朝ドラはヒロインの成長や人生を描く一人称の作風なので、その他の枝葉のごときエピソードは、ある程度は割愛しても構わないと思いますが、とりあえずは大団円でゴールしたものの、その後どうなったかのかな?と思わせる要素も少なくありません。

そう気になる人に向けるのが昨今流行りのスピンオフ作品ですが、本作でもやるのかなぁ。やるとしたら、どの辺をフィーチャーするだろう?

 

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本作の関連商品と言えば↑の2冊くらいしか買わなかったけど、あくまでこれから見る人に向けてのガイド本なので、お話全体を補完しているわけじゃないんですよね(舞ちゃんが結婚する事すら載っていない)。

『~Part3』の刊行、もしくは本作を丸ごとフィーチャーしたムックとか出て欲しいなぁ。