『轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』を観ました。
時の魔神クロノスは大神官ガジャより与えられたゴードムエンジンを使い、3人の巫女を復活させようとする。これを阻止しようとする轟轟戦隊ボウケンジャーだったが、クロノスの作り出す異空間に飛ばされてしまう。
危機を免れたボウケンシルバー=映士は5人の救出に向かう中、真紅の戦士に出会う。
平和を思う願いより生まれた彼=アカレッドは、クロノスはたった一人で太刀打ちできる相手ではない事を教えると、これまで地球を守ってきたスーパー戦隊の戦士を探せと言う。
アカレッドがよこしたスーパー戦隊住所録を基に、5人の戦士を集めた映士。その一方でクロノスは、かつて地球の支配を目論んできた悪の組織の幹部を復活させ……といったお話。
今年&去年の戦隊がタッグを組むのが恒例のスーパー戦隊VSシリーズですが、必ずしもそういう組み合わせの作品が作られるものでもありません。
“百獣戦隊ガオレンジャーVSタイムレンジャー”とか“宇宙戦隊キュウレンジャーVSジュウオウジャー”、そして“轟轟戦隊ボウケンジャーVSマジレンジャー”と、現実化できなかったVSシリーズはいくつかありますが、その辺の裏事情の調査は、本編以上に諸説やゴシップを追いかけるのが大好きな人達にお譲りします。
マジレンジャーの代わりにタッグを組むのは歴代スーパー戦隊の戦士。
スーパー戦隊住所録(なかなかのパワーアイテム!)は若い順にソートされていて、映ちゃんは最初のページから順に当たってみたんでしょうね。
ハリケンブルー、アバレブラック、デカブレイク、マジイエロー、マジシャインと、もはや支離滅裂な顔ぶれなんだもん(笑)。
中途半端にマジレンジャーの面々がいるのも何だかなぁって感じですが(しかも2人)、ハリケンブルー=野乃七海をスカウト(?)した映ちゃんの目は侮れない…!
本作で初登場する、新たな戦士アカレッド。
このネーミングに関して、長年に渡りスーパー戦隊(や仮面ライダー)を観ている人は、この程度なら特にツッコもうとすらしませんよね(笑)。
アカレッドが次に登場するのは5年後の『海賊戦隊ゴーカイジャー』で、その時のレジェンド大戦であるスーパー戦隊総登場、もしくは去年の映画『スーパーヒーロー戦記』におけるレッド総登場もそうなんだけど、スパ戦の戦士が総登場する時のリーダー格と言ったら、どうしてもアカレンジャーになっちゃうのは、チト複雑です。
個人的にはアカレンジャーより、ビッグワンとアカレッドこそが全てのスーパー戦隊を束ねられる立ち位置のキャラだと思うんです。全力全開な戦隊にも出なかったのはスゲー残念だったな…。
そういえば忘れてたけど、アカレッドさんはアイテム要らずでゴーカイチェンジみたいな真似ができるんだったな。やっぱ、レッド限定なのかな?
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↑のBlu-ray版は『轟轟戦隊ボウケンジャー THE MOVIE』を収録。
映像特典は予告編のみですが、静止画特典にはスーパー戦隊住所録の一部が掲載されています(住所録というより履歴書の方が近いかな…)。