延期に延期を重ねてようやく、今度こそ公開に至った『トップガン マーヴェリック』。
近々観に行く予定なので、復習を兼ねて前作である『トップガン』を再見しました。
男なら老若を問わず、少なからず燃える要素がある作品ですが、歳を重ねながら観ると、やっぱり若い人向けの作品ですよね。
全編に流れるロックや、特にビーチバレーのシーンなんて、以前はCMやMVを手掛けていたというトニー・スコットさんの手腕が如何なく発揮されている映像ですよね。作品としては、なくてもいいシーンですが(笑)。
いつしか、オジサン的な見どころは戦闘機絡みのシーンばかりになっていた…。
中盤、マーベリックが起こす事故となったジェット後流というワード。
スリップストリーム現象のごとく、マーベリック機がアイスマン機の後ろを飛んでいたものの、前を飛んでいるアイスマン機が急にいなくなった事で気流が乱れ、エンジンへの吸気がままならずに故障したと解釈していますが……チト違うかな?
何にせよ、原因を生み出したのは乱気流であると思い込んだ上で、こういう事故があり得るものであると、本作より数年前にエンターテインメントの中で言及していたのが『エリア88』という漫画です。
エリア88を解任されパリにやってきた真が、フランス空軍のボッシュに誘われ訓練飛行に付き合う場面で、“後続する機は隊長機の出力全開による乱気流を避けるため、機の軸線を外側に持って行かなければならない”といった旨のモノローグがありました。
マーベリックが起こした事故は、ただ頭に血が上っていたからだけではなく、『エリア88』を読破していなかった事が最も大きな理由なのです。あんな、どうって事ない女にイカレてる時間があるならエリパチでも読んでればよかったのにね。
…念のためとは言え、こういう事を言うのは非常にダサいんですが、後半はマジに受け取らないように…。
続編『~マーヴェリック』では、アイスマンを演じたヴァル・キルマーさんにも出演を依頼した事が話題になっていました。
いやいや……エンタメ的に考えれば、ティム・ロビンスさんやメグ・ライアンさんにもお声掛けしなきゃでしょ!
特にティムさん演じたマーリン(という名前を呼ばれる事もなかったけど)なんて、クライマックスでマーベリックを手助けした陰の功労者なんだぜ?
先日、数十年ぶりに『ショーシャンクの空に』がテレビ放映されたのは、ひっそり『~マーヴェリック』の宣伝を兼ねていたとかいないとか。ないよ。
にしても、『ウルトラマンダイナ』は本作の影響が大きいな~。
アスカの身の上話を知っていると、マーベリックの父もどこかで生きていると思えて仕方ない…。
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