以前、『HGキサゲナイフ 曲線・片刃』について綴りましたが、その続き。
問い合わせ→交換対応してくれました。
対応が迅速で、先に交換品を送ってくれて、送り状にもこちらの名前を書いてくれるような気配りが地味に嬉しい&ありがたい。
このサポート力、全てのメーカーに義務付けはしないけど、頭の片隅には入れておいて欲しいですね。
…しかし、ここから先は阿修羅面・怒りを以ての腹いせタイム。
その交換対応品がというと…。
刃であるカーブに光が当たっているのが分かりますが、刃先が丸まってるやん!
刃先にヤスリ(スポンジヤスリ?)を当ててるんですよ。テキトーなバリ取りやってやがるな。
↓は、上が交換前、下が交換品。
刃先の、光の拾い方が違うのが分かりますよね? 交換前は刃こぼれがあるだけで、それ以外=刃先に関しては何も問題なかったんです。刃先方向への切削力も、やや落ち気味に感じました。
外形のカーブの形状にも注目で、Rの具合が全く違うんだから、スゲーいい加減。
交換前は
こうでしたが、交換品は
こんな感じ。何だ、この汚ったねーはよ。
比較対象として、
百均のニッパーとどっこい、もしくはそれ以下じゃねーかよ。
まぁ、表面に関しては単に見映えだけの問題だから看過していいんですがね、加工方法を全く統一していないのが大問題なんですよ。
おそらく、多くを手作業で仕上げているんでしょうが、担当している人の力量の差でこうなってしまうんでしょうね。
だったら&だからこそ、また声高に言わせてくれ、
しっかり検品しろ!
刃物の先端にヤスリを当てるなんて言語道断ですから、その旨はメーカーに伝えました。
その上で再交換を提案してくれましたが、また梱包→発送の手間も煩わしいので断りました。…あ、もちろん、歳相応に丁寧な言葉遣いでね。この記事で粗い言葉が目立つとすれば、その反動なので悪しからず(笑)。
のみならず、加工方法を統一していないのが推察できたので、これ以上のイタチごっこは不毛ですからね。
自ら試合放棄したんだから、これ以上は言えませんが、泣き寝入りをするようでスゲー悔しいです。
デザインナイフの曲刃に、もっと厚みがあればなぁという理想を具現化した物だから、商品の企画自体は実に良い物なんですよ。
刃こぼれの事例は他にもあったようだし、当たりorハズレの差が確実に生じるようなので、運に任せたギャンブル的な買い方をしてもいい人にだけオススメしときます。