言うまでもなく映画館って、公共の場でのマナーが問われる場だと思うんですよ。
幸いにして、俺ッチが映画館に足を運んだ際には、そこまでのクズはほとんどいなくて、いい気分で鑑賞を終えられています。
ケータイを鳴らす奴とか、隣席の男の体臭がキツい奴とか(これは地味にツラい…)、独り言を言う奴とかと遭遇した事はあるけど、片手に満たない程度の確率です。幸いにして、今のところは。
――さて、そんな映画館のマナーですが、コレ……守れてる人、どれだけいるでしょう?
席についた直後、まだ照明が明るいうちから、あけすけにリュックからペットボトルを取り出す(飲みかけではない物を開栓している)のを見る事、よくありませんか?
他人の迷惑にならない行為とは言え、これはチト邪道だと思うんですよ。
確かにね、映画館を初めとする公共施設内の売店(=コンセッション?)は、施設外の店と比べれば遥かに高いです。
でも、↑で掲げるように、施設がルールを設けているのであれば従うのが当然、“でなければ帰れ”ってモンですよ。
高いという理由ならまだしも、「子供が食べたいものが売ってないから、仕方なく持ち込む」と、まことしやかなにドヤ顔で言う親がいるようですが、だったら子供には他の娯楽を与えた方がいいですよね。
ああいう施設とは金を払う全ての人間に平等ですが、今のところは自己判断に依存する程度のルールを守れない人間に対して、もう少し排他的でいいと思うんですがね。
キチンとルールを守っている人だって、圧倒的に多いんだから。
近年は自動発券機によりチケットが発券されるようになり、僅かながらも人員削減が推し進められています。
チケット販売員が削減されるだけでなく、↑のような無法者が飲食物を持ち込む事で売店の売り上げが減り、こちらの人員も削減せざるを得なくなる。
であれば、鑑賞料金を上げざるを得ない……という流れになるのは、(邪推を多分に含んでいますが)全くの間違いではないはず。映画の鑑賞料金がどんどん高騰するのは、消費税を含めた世の中の流ればかりではないと思うんですよ。
ところで、最近は作品が始まる前には、予告編と共に鑑賞マナーを啓発する告知が流れます。
俺ッチが観に行くのは、本来なら親子連れが相応しい作品が多いんですが(笑)、そんな映像が流れる中、「スマホ、だめだよ?」と言ってくれる子供ちゃんの声を聞いて嬉しくなりました。
と同時に、そんな簡単な公共のルールを手前ぇのガキにまで諭されるような情っさけねぇ親に呆れたものです。音は鳴らさないにしても、しょっちゅうスマホを点ける親も何人かいたし。
まぁ、そもそもスマホバカは、常にスマホに目を落としてるんだから、ああいう告知映像なんか観てないし、見ませんよ(笑)。
映画館内の厄介なルールを守らなきゃならないんだからさ、お前らは家で寝っ転がりながらスマホのネット配信でも見てた方がいいと思うよ?