『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』を観てきました。
よくよく思い返してみると、『スター・ウォーズ』シリーズって過度な暴力描写はないし、セクシー要素も皆無(←エピソード6のレイアくらい?)だし、キモカワイイ宇宙人や生物も出てくる。
なるほど、実は『スター・ウォーズ』はディズニーの作風と相性がいいのかもしれませんね。
とは言え、ビジュアル的には万人向けですが、フォースや暗黒面に関するネタになると、一気に哲学的になるというか、対象年齢がやや上昇しますが。
ビジュアルと言えば、やはり『スター・ウォーズ』は映画館で、大画面で見るべきである事を実感させられますが、1カットの中にいちいち情報量が多く、大画面だからこそ、瞬時に画面の中の情報を解読できる(動体)視力が必要になるのは、巻き戻しが利かない映画館においては、欠点ですね。これはある意味、贅沢な悩みになるんですが…。
今作のトピックの一つとして確実に挙げられるのは、ルークの登場ですね。
タイトル通り、最後のジェダイ・マスターでありながら、ヨーダに説教されるあたり、やっぱルークは少し青臭いところが良いんですよ。
そして、同じく歳を食ったレイアと再会するシーンとか、もうとっくに現役を過ぎた老人が、老いさらばえて尚、銀河の平和のために身を捧げてくれる事が頼もしく、泣けましたよ。
さらに言えばエンドクレジットでのビリング、マーク・ハミルさんが1番目だったのが感慨深かったけど、キャリー・フィッシャーさんに捧げたメッセージ(?)にはグッと来たなぁ…。
これまでのシリーズにあったシチュエーションをコラージュしたような前作だったので、今作もそんな感じを期待していましたが、さすがにもうそれはないですね。
具体的には、右手を落とされたり、血縁に絡む衝撃の告白があったりとか想像していたんですが。
逆に、恒例の「いやな予感がする」がなかったのは、ちょっと…。