観た、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』 | Joon's blog

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どんな傑作にも100点を、どんな駄作でも0点を与えないのが信念です

『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』を観ました。

 

これを買ってからもう6年かぁ……まだ観終えてないし(笑)。

ちなみに↑の商品より安くなったバージョンが多々あるので、セルフで探してみてね。

 

前作『~炎のゴブレット』を観てから2年くらい経っているので、記憶が曖昧です(笑)。

ヴォルデモートの復活や、シリーズ初である友人の死に直面したのは覚えてるんですが。

のみならず、周囲の人間からの、自分に対する風当たりが強まってきたのもあり、ハリーは徐々に追い詰められていきます。

そんなイライラを解消できず、事あるたびに仲間に八つ当たってしまったり、前半のハリーはかなりピリピリしているんですよね。

もちろん、そこからダークサイドに転落しないところがハリーの強さであり、児童文学でもあるんですよね。

 

今作でハリポタは5作目。

ヴォルデモートの打倒がシリーズの最終目的であるのは、初期の段階で想像できました。

となれば、最終作あたりになればシリアスになってくるのは自明の理。

その片鱗が見えてくるのが今作で、それまでの作風に比べるとかなりダークな雰囲気なんですよね。

クィディッチに勝ってイェーイ☆とかやってた頃が懐かしいですよ(笑)。

 

そーいや、今作ではドラコ・マルフォイの出番が皆無に等しいですね。

ヴォルデモートに比べれば取るに足らないレベルですが(笑)、ハリーと敵対する、いわば主人公にストレスを与える重要な役として機能しているんです。

常々言うけど、ドラマに不可欠な要素、かつ面白くさせるのは“対立”ですから。

そんなドラコが、今作ではチクリ屋程度の、小悪党にも満たないような点数稼ぎに成り下がっているのが残念極まりなくて(笑)。

お父さんは十分以上の悪党ですが…。

 

しかしハリー・ポッターシリーズとは、どうしてこうも退屈せずに観終える事ができるんだろう。

DVD等で観る際には、心身の都合による中断(=眠くて寝る)が多いんだけど、ハリポタに関してはそれがない。あくまで俺ッチ基準ですが。

シリーズ開始時は「こんな、ロクに映画も見ない女子供に媚びた作品なんて…」とすら思っていましたが、独り身のオジサンですら熱くさせる作品(シリーズ)なので、未見の方は一度は見ておいても良いと思いますよ。