始まった、『タイガーマスクW』 | Joon's blog

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どんな傑作にも100点を、どんな駄作でも0点を与えないのが信念です

「虎だ、虎だ! 次は虎を飼うんだ!」
…なんて、誰も覚えてないどころか知らねーよと思われるネタですが、意外と知ってる人が多くてオドロキ。ネットの世界は広いね。

そんな、どーでもネタはさておいて…。
一応は続編との事なので観ている『タイガーマスクW』。
ほとんど覚えてないけど……少なくとも今のところは『~二世』はなかった事になってるのかな(笑)?

オリジナル版と言えば作画の荒々しさが印象的ですが、さすがに21世紀のアニメともなれば、どうしてもキレイになってしまうのは必然ですよね。
かつ、ダーティーなファイトも皆無に等しく、予想通りヌルい画が続く作品です。凶器とか反則とか、それこそルール無用の悪党が出てきてくれなきゃ、ヒーローが引き立たないんですよ。
せいぜい、キチンと血を見せるのは意外だったかな?

キャラのルックスにも魅力がないし(『フレッシュ~』は好きだったんですが…)、演出も間延びした感じで、肝心のファイトシーンも迫力に欠ける。
プロレスだから仕方ないとは言え、選手同士が組み合ってる絵を山ほど描かなきゃならない原画&動画さん達は、頑張っていると思いますがね。
ストーリーも、なかなか核心に迫らず、無駄に話数を消化しているだけに思えてしまう。どーせ1クールしかやらないんだ(と思う)から、ひと昔前のスパ戦よろしく、アイドル話とかやってる場合じゃないでしょ!

ただ、実在の選手が登場する点に関しては、盲目的に拍手です。
今では肖像権だの何だのと、ケチな難癖を付けて金をせびるような守銭奴が増えてしまったけど(特に野球ゲームに顕著)、昭和のスター選手はフツーに名前を貸してたよね。寛大というか、ファンサービス精神に富んでいたって事ですよ。
致命的なのは、そんな実在の選手を、俺ッチが知らない点ですかね(笑)。

ぶっちゃけ、プロレスには興味はなかったんですが、プロレスについて熱く語る人達は好きなんですよ(笑)。
それこそ『アメトーーク』の、プロレス芸人とかね。
これを機会に、たまにはプロレスでも見たいなぁと思ってるんだけど、近頃はほとんど放映してないんだよねぇ。

オリジナル版の最終回のような、背筋も凍る鬼畜ファイトはないんだろうけど(←つーか、ない)、とりあえず今後も楽しみにしています。