買った、『宇宙船 Vol.151』 | Joon's blog

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『宇宙船 Vol.151』を買いました。



いわゆる“特撮”作品は、かなりの日照権を得られるようになったものの、このテの情報誌は少ないんだよね。
『宇宙船』はコアな方々や業界人も知っているような老舗たる雑誌だけど、それ故、特撮作品はニチアサしか観ていないような人にとっては、まるで興味を持てない=無駄な情報が多すぎると感じるでしょう。
願わくば、『宇宙船』と『てれびくん』『テレビマガジン』の中間くらいの雑誌があればいいんですよ。
そんなポジションに近かったであろう『特撮ニュータイプ』は(やっぱり)飽きてやーめたって感じだし、『東映ヒーローMAX』は新しいスパ戦orライダー放映開始のタイミングでしか発刊しないし…。
…要は、本当に興味があるのなら立ち読みなんかしないで買いなよ!という事です。業績不振をネットのせいにしたがる出版業界、お前らは駅内にある本屋とか夜中のコンビニの光景を見て何も感じないのか?
ついでに言うと『宇宙船』も、新ヒーローの写真を表紙にはしないで欲しい。物心も付いてないジャリが見たがって雑に扱うから。

――まぁ、その辺はさておき。
今号は特にインタビュー記事が興味深いものが多かったですね。
まず、『仮面ライダーゴースト』のメインライターである福田卓郎さん。個人的に今一番気になっている、時の人なので(笑)。
これまでライダーに参加した事のない人を、唐突にメインライターに大抜擢するのは東映ヒーロー作品においては革命的な事で、個人的には大歓迎です。リップサービスも多分に含んでいるだろうけど(笑)、少なからず楽しんでいる様子が窺えました。
…ただねぇ、視野の広い『宇宙船』なのに、福田さんも参加していた『警部補 矢部謙三2』について一言も触れてないのは手落ちでしたね。あの伝説級の(笑)最終回の裏側を知りたかったのになぁ。この辺は『東映ヒーローMAX』に任す!

次に、西川俊介くん×志尊淳くんのレッド対談。
この対談を読む限り、志尊くんは『トッキュウジャー』を終えてからの1年でかなりの経験を積んだんでしょうね、余裕が感じられるんですよ。トークも面白いし。
なるほど、このところバラエティやドラマでの露出が急増している理由も分かるなぁ。

話し口が面白いと言えば三石琴乃さんのインタビューですが、これはご本人の言葉をそのまま掲載しているのかな? ユーモアも交じって、計算はしてないにせよ、聞かせ上手っていうのか、スラスラ読めました。
ぶっちゃけ、有明の方は敵幹部の1人でしかありません。なんだけど、見た目以上にキャラのインパクトが強烈で、かつ印象に残るとしたら、それは声優さんのおかげなんだよね(正確には脚本もですが)。画面に映っていない時の様子を想像するあたりも、役への愛着があるんだろうなぁと感じます。
今回のインタビューでもそうでしたが、有明の方に関してここまで語れる人は、三石さん以外には、そういないでしょう(笑)。

俺ッチが買い始めた頃の『宇宙船』はガッチガチの硬派な雑誌だったんだんだけど、現役アイドルへのインタビューが敢行されるような時代になるなんて、当時は夢にも思わなかった事です(笑)。
前号では46系の、今号では48系の人にインタビューをしていますが、ヒーロー好きって意外といるんだねぇ。こういうのを知ってしまうと、その人が所属するグループを応援したくなりますよね~って、46系はとっくに贔屓にしてますが…。

まぁ、そんな感じの151号です。
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宇宙船vol.151 
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ずいぶん高くなっちゃったけど、季刊誌なので御容赦を。

ところで……『仮面ライダーチェイサー』の後に何かやるの?と臭わせる話もあるので、買って隅々まで読もう!