- 『俺のお気に入りの○○が喋らない、見せ場がないからクソ映画だ!』
とか言い切っちゃうような、本来のターゲットではないであろう、年齢と体躯以外のお子ちゃまに向けた対策として一つの提言なんですが…。 - 春のプリキュア映画は、今のところ3作で一つのシリーズとなるのが定番化しています。
言い換えれば、3作で一つの作品でもあるという事。
であれば、1作目に陽の目を浴びなかったキャラを、2or3作目でフィーチャー(もしくはフォロー)するのもいーんではない?
それでも我慢できない連中は、歴代全ての技が使えるプリキュアを主役にしたTVシリーズが始まるのを、ひたすら待ちましょう。←コレ、密かに期待してるんですが…。
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映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪(Blu-ray特装版)/- Amazon.co.jp
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――って事で、今作についてなんですが。
今作は、架空の歌番組と、それに出演する歌手に迫ったドキュメンタリーではないかと。
特にアーティスト系の、思いを吐露するシーンや舞台裏でのアクシデントを収めたドキュメント作品とかあるじゃない? ああいうのを連想しました。
そのせいか、ドラマ部はチト希薄(笑)。まぁ、ドキュメントであれば仕方ない……かな?
となれば、やはり見どころは歌&ダンスシーン。
TV版のEDの使い回しかよ……と思わせますが、前期ED曲に新参メンバーが入ってたりとか、『パーティ・ハズカム』の後半でフォームチェンジしないのでブスにならずに済んだりとか(笑)、意外と作り直してあって芸コマです。
のみならず、Max Heart&Splash Star&Yesのそれらは待望の完全新規!
さらに、意表を突いて『Alright!ハートキャッチプリキュア!』って!と思ったんだけど……池田彩さんが披露しているものと振り付けが違うぞ! あっちの方が可愛いのに…。Yesも、くどまゆさんVerと違うんだよなー。
…ただ、途中でダイジェストが挿入されるので、1から10までダンスシーンが堪能できないのが不満です。
今作では、ゲスト声優にオリエンタルラジオを起用しています。
コテコテのアニメファンは、こういったタレントを声優に起用する風潮を条件反射的に毛嫌いするけど、確かに、にわか仕込みの芝居では本業の声優に敵うわけはありません。
芝居の巧拙については言及できませんが、少なくとも今作におけるオリラジは、台詞も聞き取りやすいし、意外に声も出せているのが感心。
タレントのゲスト声優にやらせるには尋常じゃない量のセリフもこなしているし、個人的には好演だったと思います。
今回、鑑賞したのはBlu-rayだったんだけど……新しい作品が出る毎に特典がチャチくなってるの、どーにかしてくれよと。値段ばかり一丁前でさー。
『~DX2』のエンディングムービー完全版のようなゴージャス特典、あれこそ究極!
『プリキュアオールスターズ 春のカーニバル』を観ました。