『手裏剣戦隊ニンニンジャー』に安心? | Joon's blog

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どんな傑作にも100点を、どんな駄作でも0点を与えないのが信念です

世界共通の害獣による蛮行のおかげで、一週遅れながら始まりました『手裏剣戦隊ニンニンジャー』。
つーか、バンダイがスポンサーになっている番組でもないのに、新番組スタートの告知CMが深夜でも放送されていたのは何なんじゃと。

連ドラたるもの、1話とは全ての発端となる事象を描くものなので情報量が過密、つまり見どころ満載になるのは必然です。
それでいて謎引っ張りというか、今後の展開を示唆する内容にもしなきゃならないからスゲー気を遣うんだろうけど、その点もクリアしてるんじゃないかな。
若干、ギャグ要素が寒いのが気になったけど…(笑)。

個人的にスパ戦のガンは、巨大ロボ。
長年スパ戦を観ていますが、唯一、ロボ戦に感嘆できたのは『特命戦隊ゴーバスターズ』くらいかな?
どんなに造型技術が進歩しても、ダンボール細工のような着ぐるみ感はいつになっても払拭されないし、永遠に無理な話に思えます。
となれば、あとは見せ方次第ですよね。
今作における巨大ロボ=シュリケンジンは、御輿のごとくアカニンジャーのオトモ忍=シノビマルが座しているように見えますが、動いているのを見ると、実はシノビマルのパワードスーツだったんだ!と気付きます。これは新しい!
ついでに言うと、シロニンジャーのオトモ忍=ワンマル(このネーミングセンス!)、動きが可愛すぎる~(笑)!

――とまぁ、作品を言及したサイトはゴマンとあると思うので、この辺にして…。
当ブログで言いたいのは、ここから。
これまでにスーパーヒーロータイム作品では、しみったれたプレゼントの告知や劇場版の宣伝をするため、


↑のようなテロップ、否、ここまでに達するとバナーと呼ばざるを得ないような表示で、画面の1/3を覆うような暴挙を振る舞っていました。
劇中でこういう真似をされると、ドラマ=番組の内容に集中できなくなるどころか、それまでの没入感が一気に失せるんだよね。
TVドラマとしての『鎧武』は、これに作品を壊されていた気もするんですよ、個人的に。
ついでに言うと、画作りに必死こいてる作品のスタッフに対して、失礼この上ない行いだとも思います。
そんな無神経さを僅かながらも省みたのか、『ニンニン』では、


ってな感じになっていました。
まだ1話なので今後も続くかどうか分かりませんが、ようやくまともな考え方ができるようになったようですね。
↑↑のようにデカデカと画面を覆い隠されるくらいなら、本編の尺を30秒短くして、↑みたいな告知映像を撮り下ろした方が、かなりマシです。
ついでに言うと、ソフト化される際、こういう映像はなかなか収録されないので、TV放送版としての価値を生み出す事もできると思うんだ。多少、役者の素が見えるという意味でも良いんじゃないかなぁ……テレ朝さん、御一考を!