ピンクのパーツがあるので、それにスミ入れをしようとした時の話。
ピンクには茶色や赤が定番のようですが、最近は当該パーツを濃くした色でのスミ入れがマイブーム。
いくら陰影の究極の色は黒とは言っても、もうド黒は使いません。
なので、濃ゆいピンクを作ろうと思い、タミヤのエナメル塗料“フラットホワイト”と“フラットレッド”を混ぜてみました。
あれっ…?
カタギの人なら赤+白=ピンクだと感じるはずですが、そんな固定概念通りにいかないのがプラカラーによる調色。
正確には白+マゼンタ=ピンクなのです。
この辺は、最近ガイアカラーの純色シリーズを使い始めて体感した事なんですがね。
…だが!
タミヤのエナメル塗料には、純色or色ノ源に似たような物はありません。
なので、苦肉の策として“クリヤーレッド”を使ってみようかなと思い、お店へレッツ&ゴー。
ズッコケた時の事を考え、念のため“ピンク”も購入。
で、早速試してみました。
左:フラットホワイト+フラットレッド
右:フラットホワイト+クリヤーレッド
――という結果。
スミ入れはある程度テキトーな色でOKだと思っていたので、白・黒・赤・青・黄だけ揃っていれば、あとは調色でどーにかならぁね~と考えていましたが、浅はかだったようです。
不透明な赤・青・黄ではなく、クリアーのそれらで揃えなきゃいけなかったんですね。純色or色ノ源もクリアーみたいなものだし。
まぁ、うまく行ったからヨシとしますかね。
保険の意味で買ったピンクの使い道が、なかなか見い出せずに弱ってますが…。
これに限らず、プラモ作りはホントに奥が深いというか、学ぶ事が多くて大変ですが、そんな知識を得ていくのは面白いですね。アナログ万歳ですよ。
それに伴い、勉強代が嵩んでしまうのチト痛いけど…(笑)。