観終えた、『ファイヤーレオン』 | Joon's blog

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どんな傑作にも100点を、どんな駄作でも0点を与えないのが信念です

今、TOKYO MXはプロレスブーム。
 ・『タイガーマスク』
 ・『プロレスの星 アステカイザー』
 ・『ファイヤーレオン』
まぁ、プロレスファンの方々にとってはビミョーかもですが(笑)。

その中の一つである『ファイヤーレオン』、観終えました。
放送開始時は、正直あまり良い印象は持てなかったんだけど、徐々に慣れてくるというか、終盤には完全に順応していました(笑)。

変身ヒーローというと、東映や円谷あたりの作品を思い出すどころか、刷り込みのごとく身に染み付いちゃっている。
つまり、それらが水準でありデフォルトだと思っちゃうんだよね。
なので、まともに勝負を挑めば勝ち目はないんだけど、ああまでユルユルだと、もう同じ土俵で戦わせる気にもなりません(笑)。

本作の白眉は、商店街でのロケ撮影。
レオンやバイオレスラーが凄絶(?)なバトルを展開していれば、周囲の一般人が逃げまどうというのはこのテの作品のセオリーですが、そんなありきたりの演出は一切なく、我関せずといった態度が笑えます。
TVの撮影を興味深げにジロジロ見る人や、完全無視して文字通りスルーする人とか、自分等の世界がどうにかなっちゃうかもしんないんだから、もう少し興味を持とうよと(笑)。
ある意味、目の前でトラブルが起きても他人行儀で知らんぷりをするのが当たり前となってしまった、世知辛い世の中を風刺しているのかもしれませんがね。してないよ。

変身してからの必殺技は特に固定せず、一応(笑)レスリングの技で決着を付けるのも良いですね。
そんな決め技の解説をするラ・ドールの、露骨なカンペ視線がまた(笑)。

…で、迎えた最終回。
そのタイトルもズバリ、『誕生!如月ジュリア』……最終回に“誕生!”とか付く作品って、TVドラマ全般においても史上初じゃないかと(笑)。
まぁ、全ては昨今流行りのセカンドシーズンへの繋ぎだったようですがね。
ちなみに、キャラ的には好きになれそうにない新キャラ、如月ジュリアを演じるのは愛川ゆず季さん。
しばらく見ない間に、随分と格闘家体型になられて…。太腿なんて、俺ッチの両上腕を合わせても足りないくらいの逞しさですよ(笑)。

正直、どんな結末を迎えても小首を傾げる事はないだろうけど(笑)、とりあえず10月からのセカンドシーズンの放映開始を待ってます。

余談ですが、ラ・ドールが人間だった頃の履歴書の写真、かなりカワイくないですか?