先日、親知らずを抜いたんですがね。
抜歯の前後に関する、ありきたりなエピソードは周囲の人にでも聞いてもらうとして、ここで綴るのは歯について。
抜いた歯を貰ったんですが、プラモ工作をしていると、つい弄りたくなりますよね(笑)。
少しばかり整形→塗装して、『1/1 俺ッチの歯』とかやろうという発想。
切削性については最悪と言いたいくらいに硬く、デザインナイフでカリカリ削るのも難儀します。虫歯になってる所は軟らかいんですがね。
ペーパーも400番程度じゃ、ほとんどと言っていいくらい歯が立ちません。歯医者の、あのチュイィィ~ンという音の音源たるリューターとか使わなきゃ削れないよなぁ。
ちなみに抜いた歯は、たとえ自分の体の一部だったという愛着があったとしても、シンナーやポリパテに負けないくらいに臭いです(笑)。
その後、他の歯もすり減ってるので治療しましょうという事で、樹脂を詰める事に。
治療中は目をつむっているので、どんな加工(笑)をしているのかはサッパリ分かりませんが、仕上がりを見てみると、すり減って抉れていた歯が復活している!
しかも、10分くらいという早さ!
聞いてみると、どうやら光硬化パテみたいな物を使っているようです。なるほど、治療中の歯科医と助手の会話に“照射”という言葉が出てきてたもんなぁ。
最近は模型誌にも歯科技工士の学校だか講座だかの広告が載っているくらいだし、プラモ工作と歯科技工は割と身近な関係にあるのかもしれませんね。
医療に使う工具や素材、一度使ってみたいなぁ(笑)。
しかしまぁ、歯ってこんなに硬いのか~と感心すると共に、いい仕事してるんだな~と感謝の念を抱かずにいられません。
歯 is graet!ってモンですよ。
皆さんも歯は大切に!