『ドキドキ!プリキュア』…コラッ! | Joon's blog

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どんな傑作にも100点を、どんな駄作でも0点を与えないのが信念です

子供の頃はひたすらアニメが好きで、「生涯アニメを嫌いになる事なんてない!」と思っていたものだけど、実際に歳を重ねてみれば、そんな気持ちも揺らいでしまうものです。深夜に放送しているような作品のおかげですね。
しかし、ガンダムとプリキュアがある限り、完全にアニメを卒業する事はできない俺ッチです。

――つーワケで、今日からスタート!の『ドキドキ!プリキュア』を観ました。
今作のプリキュアは4人ですが、正確には3+1人なのかな? +1であるキュアソード(スゲー名前…)のドラマに期待です。キュアソードと言えば、宮本佳那子さんがキャスティングされたのを知った時は嬉しい気持ちになったなぁ…。
今後の展開を臭わせるというか、この後どうなるのか期待させてくれるようで、1話としては好調な滑り出しじゃないかと。
あと、敵勢のキャスティングは毎回豪華ですが、今回もその例に漏れず。敵キャラはベテランが担当すると面白くなるんだよね(個人的には『SS』が、良い意味でヒドすぎてサイコーでした)。

新シリーズが始まるごとに楽しみにしているエンディングも、期待を外さないのが嬉しい。

歌も良ければ、ダンスの方も年々CGのレベルが上がっていて見応えがあります。既に3回リピート済みですよ(笑)。
アニメにCGが導入され始めた頃は、「表現方法が似てるからって、アニメにCGなんか導入すんじゃねーよ!」とか思っていたものですが、こういうのを見てしまうと、即座に前言を撤回したくなりますね。
それにしても、本編では愁いを帯びているorクール系のキャラがEDのダンスで、ニッコニコで踊っている姿は違和感がありますね…。
ちなみに、このEDに登場するステージって、『ミラクルダンスステージへようこそ』と同じ場所?

だが……今作には致命的とも呼べるガッカリ要素があります。
これまでのプリキュアの主題歌の歌詞は、全てにおいて最初と最後のフレーズには必ず番組名が入っていて、そこにこだわりを感じたものです。
…が、今作にはそれがない!
今やプリキュアこそが正統派アニソンを使う最後の作品だと思っていたものですが、そんな不文律を失ってしまった今作の主題歌は普通レベル。これは作詞家がいけないんじゃなくて、発注側が分かってないというか、作品への愛着が足りないよね。
1年も観てればそのうち慣れるものの、これは本気で残念でなりません。今後のためにも、作り手側がこれに気付いてくれるといいんですが…。