観た、『NONFIX ガンプラ世界一』 | Joon's blog

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『NONFIX ガンプラ世界一』という番組を観ました。
ガンプラ世界一を目指す人々を追ったドキュメントです。

さすが、TVに出るだけあって、良い作品を作れる人達でした。
ぶっちゃけ、そんな人達の人とナリについてはどーでも良く、必死で見ていたのは画面の端や奥ばかり。盗める技術はないかとか、どんな道具を使っているのかとか、解像度の高いハイビジョンの恩恵を活用しての、番組の本質とはかけ離れた見どころ探しに必死でしたよ(笑)。

大手通販サイトにおいて、壊れたのは設計ミスだからだとか、成型色が違うとか、設定画と形状が違うとかなんとかと、やけに上から口調でレビューをするような図々しい連中がいますが、この番組を見て、プラモとは加工を大前提としたものである事に気付いて欲しいものです。
それが分かんないなら、ROBOT魂ででも遊んどけよ。

ああいう人達どころか、あの名人ですら、自分が作ったキット=機体について脳内設定をしているのは軽く驚きであり、目からウロコでした。
技術に関しては到底追いつけませんが、これなら俺ッチにもできるじゃない!
塗装に関しては、俺ッチがこれまで作ってきたキットは、自分が乗る機体のつもりでカラーリングを施してきました。いい歳こいてアホかと思われようが、困った事に大マジです(笑)。
設定通りの配色にしなかったのは、そういう理由もあったのですよ、後付けじゃなくて。
でも、そうやってモチベーションを維持してきたおかげで、しちメンド臭いマスキングを頑張って来れたのも事実。今後はそれに加え、どういう経緯で作られた機体なのかとか考えるのも面白そうだ♪

かつてのガンプラブームと比べれば、今やプラモデルの製作なんて、ディープな所でしか盛り上がってないようなマイナー趣味でしょう。
であれば、深夜にしか放送できないだろうけど、あの程度なら、日曜のお昼頃にやってる『ザ・ノンフィクション』でも通用すると思います。
どうせ深夜に放送するなら、もっとマニアックにハッチャけても良かったんじゃないかなぁ。
ホントはEテレの『趣味悠々』あたりで扱って欲しいところだけど、堂々と商品名が出せる民放で、ガンプラ製作のハウツー番組やってくれっ。