犯罪助長? ありえな~い! | Joon's blog

Joon's blog

どんな傑作にも100点を、どんな駄作でも0点を与えないのが信念です

本当は浅ましい事なんですがね。世の中は悪いニュースほどよく売れるものですから、多少の語弊があっても、スキャンダラスな見出しで人々の野次馬根性を煽るのは、作戦というより商法です。

って事で、こんな記事がありました。

自分に責任があっても、とりあえず誰かor何かに責任をなすりつけたがる図々しい日本人が増えていますが、この新聞の記事も似たようなものですね。
要は、自分の嫌いなものの存在が気に食わないような排他主義者が書いた記事なんでしょう。もしくは商売上手。

で、そんな新聞に対する反応についてですが。
このナントカって社長って、どれだけ有名な人、もしくは有名な会社の社長なのかなぁ?
おそらく、大した調査もせずに豪語している事が予想されますが、物事の上っ面しか見れない人間という時点で、社員からの人望はあまりないような気がします。

このナントカ社長が、無法地帯と化している(ように思える)近年の深夜アニメを観てしまったせいで、ああいう偏見を持ってしまったのだとしたら、個人的には同調できるんですがね。
ただ、プリキュアという作品をキチンと観た上でああいう意見を言っているのだとしたら、ボンクラ扱いして捨て置いておけばいいだけの話です。

個人的に、今回の一件で嬉しかったのは、池澤春菜さんが意見してくれた事。
たとえ何年前であっても、自分が参加していた作品を誇りに思ってもいなければ、ああいう意見は言えないと思うんです。
つまり、作品への愛ですよね。
これはアニメに限らず、作り手側の思い入れとは、それを熱心に観ていた観客or視聴者にとっては嬉しいものです。
プリキュアに関して言えば、本名陽子さんのプリキュア愛を追い抜ける者は地球にはいないと思えるし(笑)、だからこそ心強いんだよね。
そんな作品を好きでいて良かったな、と。

まぁ、このナントカ社長のように、プリキュアを含めたアニメ作品に理解のない人間は、世の中にはゴマンといます。
十人十色、個人の嗜好もまた然りってモンです。
けど、自分の嫌いなものを能動的に排斥しようとする根性には、生粋の悪意すら感じます。他人を寛容できないのであれば、独りで生きろ。