「この世に要らない人間なんていないんだ!」
――物語等では、そんなセリフがよく聞こえます。
得てして、物語には作り手の主観が少なからず入ってしまうものだし、健全な人であれば誰だってそう思いたいんじゃないかなぁと。
けどね、現実にはそんな事はなく、この世から消える事で役に立つ人間もいるんです。
例えば、先日、京都の亀岡市で起きた、車で小学生の集団登校に突っ込んだ小僧の事なんですがね。
ネットに限らず、現代人は何かと「死ね」という言葉を気安く使い、自分の嫌いなものを切り捨てようとする。
だいたい、そんな言葉を吐くタイミングとは、チト平常心を失っている時が多いものです。
まぁ、俺ッチもそんな器量の小さい人間の1人ですが、一度でも(面と向かわずとも)「死ね」と言った相手が本当に死んでしまっても、悲しい気持ちになってはいけないと誓いを立てているので、軽々と口にしないように心掛けているつもり。
だから、敢えて言う。
前科がありながら無免許で車を運転し、あまつさえ人殺しを敢行してもシャアシャアとケータイをいじっていられる小僧よ、お前は死ね。