アレクサンダー・テクニーク教師の骨折日記 -25ページ目

アレクサンダー・テクニーク教師の骨折日記

名古屋市でアレクサンダー・テクニークを教えています。交通事故に遭い骨折してしまいました。アレクサンダー・テクニークがどれ程リハビリに有効か身をもって実感!
ホームページもご参照ください。http://atnagoya.sakura.ne.jp/

滑らかな動きをするためには、バランスが安定し続ける必要があります。

バランスが安定し続けているから、動作の一つ一つがきちんと実行されます。

今の動作がきちんと実行されているからこそ、次の動作へとスムーズに移行できます。

それが連続することにより滑らかな動きとなるのです。

 

立つ 踵を上げる 踵を下す 膝を曲げる 膝を伸ばす

この5つの動作を連続でやってみて下さい。

立つという動作がきちんと実行されていなければ、踵を上げるという動作にスムーズに移行できないはずです。

勿論、無理やり強引にすることはできますが、客観的にみてそれは滑らかな動きとはいえません。

その証拠に、踵を下すという動作ができず、ただ踵を上げていられないから踵が落ちるという動きになるはずです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

動いている時に、動きが発する音に注意を向けた事がありますか?

 

スムーズに動けている時は、衣擦れの音が耳に心地良く、

スムーズに動けていない時は、衣擦れの音が耳障りです。

 

スムーズに歩いている時は、足音が耳に心地良く、

スムーズに歩いていない時は、足音が耳障りです。

 

楽器の演奏や発声、踊りやスポーツなど、とも共通していますね。

 

スムーズに動く為には、『 head leading (頭が動きをリードすること) 』を意識して動くことが有効です。

 

 

 

 

 

コロナウィルスの感染拡大を抑えるために、最近よく聞く言葉が”行動変容”ですね。

政府は 【罰則】 で行動変容を起こそうとしています。

 

しかし、アレクサンダー・テクニークを学んできて実感することは、

行動変容を起こすためには、

”意識改革”が必要だということです。

 

この意識改革のためには、

その人が生きてきた日々のそれまでの蓄積を上澄みからどんどん掘り下げて奥深くまで進んでいかないといけません。

 

自分の奥深くまでいけるのは、

”本人”だけです。

 

『自分で考えて、どうすればいいのかを自分で決めて、自分の意志で実行に移す』

 

若い頃、一人の友人から繰り返し繰り返し私の言動について止めるように注意されました。

他の友人たちはそれは私の個性だから止める必要はないと助言されました。

私にとって必要だったことは、それを止める止めないということではなくて、自分のことを冷静に見ることでした。

自分のことを客観的に見てみると、私の言動が”一部の人にはどのように感じられるか”に気づくことができました。

改めてそれが悪いことだとは私は思いませんでしたが、日本で生きていくうえではそれは受け入れられにくいということは理解できました。

 

自分のことは自分が一番よく分かっていると思い込んでしまいがちですが、よく分かってないものなんですね。

誰でも、”自分が正しい”と思いがちです。

でも客観的に自分のことを見ると、

冷静になれて、

視野が広がり、

自分のことが分かると同時に、

他者のことも分かります。

 

新型コロナウイルスが流行し始めて、一年経とうとしています。

皆、感染拡大を防ぐために何をすればいいのかは、知っています。

だから、本来なら緊急事態宣言なんて出されなくたって、

”一人一人がすべきことをすれば感染はこんなに広がらないのに!”

と悔しいです。

私の周りを見渡しても、年末年始に会食が盛んに行われていました。

勿論、私はすべてお断りして、一人で年末年始を過ごしました。

元々一人で過ごすことが好きなので、むしろ私にとっては好都合でした。

私は、家で一人でいる時が一番リラックスできるので、マンションのインテリアも私が好きなもの、目にして気持の良いものしか置かないようにしています。

花束を飾るだけで、一週間くらいは変化を楽しめます。

枯れた花を除いていくにつれて、花瓶を変えたり、花瓶に合わせて、花の茎の長さを変えていくと、同じ花でも趣が変わっていきます。

ささやかな幸せを見つけることが心を豊かにします。

目線を変えれば、楽しみも変わっていきますよね。