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アイリッシュコーヒー その2

第二次世界大戦前の1930年代


バン・アメリカン航空によって


飛空挺を使った(飛行機じゃないですよ)


アメリカ・イギリス間の大西洋横断航空路が運行開始されてました。


プロペラ飛行艇は後年の旅客機と違い


構造的に気密性が低く、暖房があまり効きませんでした。


飛行できる距離も短く


経路の途中、燃料補給に


アイルランド南西部の港町・フォインズへの寄港を強いらました。


そのため飛行艇が水上で給油する間


乗客は安全のため陸上待機せねばならなかったのです。


しかし港の天候が悪ければ


飛行艇からパブのあるレストハウスにたどり着くまで


乗客は更に凍える羽目になりました。


そこで燃料補給の待ち時間を利用し


乗客に体を温めて貰おうと、アイルランド名物のアイリッシュ・ウイスキー使った


ホットカクテルがが考案されます。


それがアイリッシュ・ウイスキーです。


(前回書きましたが1942年ジョセフ・シェリダン創作) 


戦後飛行機が主流となりフォインズに代わる


大西洋航空路の中継地となったシャノン空港で


名物カクテルとして振舞われ


大西洋横断航空路を利用する人々に知られるようになります。


1952年


サンフランシスコのの「ブエナ・ビスタ・カフェ」にレシピが伝わり


その存在は更に広まり


世界的的に有名なホット・カクテルの一つとなります。


現在シャノン空港にはカクテル考案者のシェリダンを記念して


「ジョー・シェリダン・カフェ」が設けられ記念プレートが設置されています。


このカフェで一度アイリッシュ・コーヒーを飲んでみたいものです・・・


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BAR ATLANTIS

京都市中京区四条先斗町上がる松本町161

TEL 075-241-1621


アイリッシュコーヒー

今週末も寒波が押し寄せてくるそうで


凍えるような夜が続いていますが


アトランティスでは最初の一杯に


ホットカクテルを頼まれる方が増えてきました。


アイリッシュコーヒー Irish Coffee


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アイリッシュウイスキー

コーヒー

生クリーム

砂糖


1942年


アイルランドで旅客機の乗客のために


飛行場のパブのシェフであった


ジョー(ジョセフ)・シェリダンによって創案されました。


アイリッシュウイスキーを


炎で燃やし暖めてから加えると


より一層ウイスキー由来のコクが増し


とても深い味わいになります。


当店ではそのような指定をされてオーダーされる


お客様が多々おられます。


燃えているウイスキーを眺めていると


心まで温めてくれるようなそんな気持ちになってきます。


造る過程でそのウイスキーを加える時


その香りと光景に


造り手としても心を奪われてしまう時があります。


最初の一杯もいいのですが


締めの一杯としてもオススメですよ。



歴史的背景や詳しいことはまた次回。



BAR ATLANTIS

京都市中京区四条先斗町上がる松本町161

TEL 075-241-1621





スタッフK その3

当店の不幸キャラK


なんと


また給湯器が壊れたそうです・・・


今度は水もお湯も蛇口から出てこないとか・・・


水道管が問題なのでしょうか?


昨年から同様


今年も國分の不幸はまだまだ続く・・・




先日紹介した


竹鶴12年入荷しました


ぜひお試しください。


おすすめはハイボールです。



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