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ミード その4

またまたミードのお話です。


記事を書いてるうちに


あれもこれもと思うと


今年中に終わるのか心配になってきました・・・



「ミュウト・ピトヌィ」


ポーランドの蜂蜜酒です。


貴族や王族だけに振舞われたことで


有名なこのメーカー


なんとEU(欧州連合)から


正式な伝統ブランドとして認可がおりています。


様々な製法でつくられている中から


Pが選んだ一本は


プウトラク ヤドヴィガ

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水に対して蜂蜜がたっぷり使われている濃厚な原酒に


ハーブやスパイス、ラズベリー、ローズヒップなどを加え熟成。


蜂蜜主の女王の名を冠するその味わいは


気品に溢れた素晴らしい出来栄えです。


ぜひお試しください。


ちなみに


「ミュート」とは「蜂蜜」


「ピトニィ」とは「飲める」


「ミュート・ピトニィ」とは「飲める蜂蜜」という意味です。


単純に「ミュート」と呼ばれることも多いそうです。



昨日お知らせしたとおり


年末年始休みなく営業しております。


ご来店お待ちしております。



BAR ATLANTIS

京都市中京区四条先斗町上がる松本町161

TEL 075-241-1621


http://www.atlantis-net.co.jp/



ミード その3

今回もまたミードの続きです。

先日の記事で


ミードの歴史がとても深いということは


理解していただけたと思います。

皆さんハネムーンという言葉はご存知ですよね?


って何でいきなりこの話かって?


実はこの言葉ミードが起源だと言われています。


古代から中世のヨーロッパでは


新婚の新婦は


家からから外出せずに1ヶ月間


蜂蜜酒を作り


それを新郎に飲ませて子作りに励んだそうです。


これは蜂蜜に強壮作用があるとされてたこと


ハチの多産にあやかるためと言われています。


また当時はお祝いの宴会も


一ヶ月間も行われたことから


「蜂蜜の一ヶ月」


つまり「蜜月」(ハニームーン)という言葉が生まれました。


なかなか面白い話です。


photo:01


ご存知の方も多いと思いますが


アトランティスは年末年始お休みなく


営業しております。


大晦日も


お正月も


皆様のご来店心よりお待ちしております。




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ミード その2

昨日紹介した


ミードの続きです。


製造法


蜂蜜は糖分に富むため


浸透圧が極めて高いのですが


そのため微生物の繁殖が抑制されています。


微生物の活動を活発化させるために


蜂蜜を酵母の繁殖に適した浸透圧にしなければなりません。


その方法とは・・・



蜂蜜を水で約2~3倍に薄めます。


すると糖分の濃度が下がり


発酵が始まるのです。


蜂蜜中で休眠していたり


空気中から落下する天然の酵母によって発酵が起こります。


つまり蜂蜜を単に水で薄めるだけでも


発酵は起こるのです。


古代から造られているわけが


この製造法より


うかがい知ることが出来ます・・・


先人の知恵はすばらしいですね。


今では人工的に酵母を添加したほうが


失敗は少ないので


三倍程度に薄めた蜂蜜に酵母を加え、


夏場は2-3日、冬場は1週間ほど発酵させるそうです。


前者の造りかたは今でははめずらしいそうですが


なんか試してみたくなりますね。


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