僕の知り合いの方が大賞でした。「ニッサン童話と絵本のGP」 | 読書と、現代詩・小説創作、猫を愛する人たちへ送る。(32分の1の毎日の努力を綴る)

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文学創作と大学通信等を書いています。【やりたい夢(小説家)がある1/2→夢を叶える努力をする1/4→完成作を応募(挑戦)する1/8→落選する1/16→落選しても諦めず・また努力・挑戦する1/32】(=日々、この1/32の努力を綴るブログです。笑)

朗報です。

といっても、僕のことじゃなく、僕の知り合いの方のことなんですが、

大賞でした。

その方が「ニッサン童話と絵本のGP」童話部門の。

 

12月の時点で、入賞されたことは、どこかは仰られなくても類推して、そこだろうとわかっていたんですが、

まさか出版される大賞だとは、昨日、連絡してもらうまでわかりませんでした。

まあ、守秘義務がありますからね。

 

 

ご存知のように、ニッサン自体が大変な状況にあるので、

この長く続いたコンクール協賛も果たして来年度もあるのか、すごく心配しております。

一応、来年も「佳作に当選したことすらない」僕も応募するつもりでおります。笑

 

その知り合いの紫野さんへ、実はコンクールの存在を紹介したのも、応募するように「2・3日あれば、10枚ならきっとかけますよ」と直前に励ましたのも、僕だったんですが、

その僕はここ数年ずっと応募しても、一度も入選すらしたことがないです。

うーん、やっぱり問題だな。

 

でも、心から我が事のように嬉しいんです。

ほんと、嘘偽りもなく。

僕の天命はこうしたアシスト仕事もある、と自覚できているので。

何より、僕の知識や学びも少しでも役立っているようなのが嬉しいです。

 

僕自身の立身出世(?)も計りたいですが、周りをアシストするのが、元々の生業ですし、すごく関心があるんです。

バドミントンだった、ずっと何十年もコーチしてきましたから。

才能を育てる喜びは、きっとわかる人にしかわからないとは思います。

 

自分自身の閉じた殻を越えて、集合知を共有する喜びで、また教える側であるはずの自分自身も成長する。

そうした現象をずっと見てきましたから。

己は万人のため、万人から己も貰う感覚でしょうか。

 

たぶん、僕だけのためなら、こんな苦しい創作や学びの毎日を何十年も続けられませんでした。

綺麗事じゃなく、心からそう思います。

せめて、誰かのヒントになるから……。

このブログで、日々の発見や諸々をできるだけ正直に書いていること自体も、そうしたスタンスからです。

 

人類は、日本人は、そうした無私の文化の中で、進歩してきたんだ、と信じています。

一粒の麦、種がやがて、大輪を咲かせる。

そう祈って、自分も進めるところまで、登って行こうと思っています。

これが、日本人ですよ、みなさん、ですよね?

 

僕自身の才能は微々たるものでも、先人に学ぶことで、ここまで来ましたから。

 

蟷螂の斧の、小さな虫にも、カマキリの武器は持っているんです、その小さな斧で前向きに戦いたい、です。

 

漱石の「則天去私」の境地には、まだまだ程遠いと思いますが。