やっと、深大寺恋物語10枚の草稿が完成。 | 読書と、現代詩・小説創作、物語と猫を愛する人たちへ送る部屋

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小説や詩の創作、猫また大学通信を書いています。Twitterは、atlan(筆名:竹之内稔)@atlan83837218 放送大学在学中。「第8回新しい詩の声」優秀賞を受賞。
 京都芸術大学の通信洋画&文芸コース卒業/慶應義塾大学通信卒業/東洋大通信卒業/放送大大学院の修士全科生修了。

今朝、やっと、深大寺恋物語10枚の草稿が完成。

長かった。

この1ヶ月。

ずっと心に引っかかっていたから、創作チャンネルが違うらしい詩は書けても、散文小説系は一切、新規に書けなくなっていた。

また関連させたら、ともかく、無関係の小説すら読めなくなる、重病状態だった。

 

昨日、書いたように、自分の構想を練る発想段階プロセスと、その発想の方向性に従って実際に書く段階プロセスの二つを、

どうやら自分が混濁させて書こうとする悪癖があることに気づき、

そこを分離させることで、やっと「できない」「書きたくない」と喚く、自分のなかの「小説家くん」をなだめてなだめて、やっと書き切りました。

 

ほんと大変で、すごく苦しかった。

でも、おかげで、10枚に書くのはすごく困難なファンタジー設定だと、自分でもわかっているのに、無理やり完成できました。

ある意味、奇跡に近いほど、困難な設定なのに。

 

もうね、入賞したいとか、そんなことどうでも良くなってたんですよ。

とにかく、一度この設定で書かないと、恋愛小説や恋愛シーンは二度と書けない気がして、この設定で書きたかった。

ある意味、今回、過去トラウマの解消だったんです。

 

成仏できました。笑

 

これで、安心して、心置きなく、次のステップへ行けます。

 

実際の応募は、この土曜日に深大寺へ実地調査へ行くので、その雰囲気を手直ししてから、応募するつもりです。

きっと、ここまで、書いて完成すること自体にこだわる作品は、二度とありませんから。

 

書けないと悩む、書き初めは構想段階と、書く作業を、自分の中で、しっかりと上手く分化させることが大事なんですね。

まだまだできませんが、今回の困難な取り組みでなんとなく、その分け方のヒントをもらえた気がします。

その意味では貴重な経験でした。