今朝、やっと、深大寺恋物語10枚の草稿が完成。
長かった。
この1ヶ月。
ずっと心に引っかかっていたから、創作チャンネルが違うらしい詩は書けても、散文小説系は一切、新規に書けなくなっていた。
また関連させたら、ともかく、無関係の小説すら読めなくなる、重病状態だった。
昨日、書いたように、自分の構想を練る発想段階プロセスと、その発想の方向性に従って実際に書く段階プロセスの二つを、
どうやら自分が混濁させて書こうとする悪癖があることに気づき、
そこを分離させることで、やっと「できない」「書きたくない」と喚く、自分のなかの「小説家くん」をなだめてなだめて、やっと書き切りました。
ほんと大変で、すごく苦しかった。
でも、おかげで、10枚に書くのはすごく困難なファンタジー設定だと、自分でもわかっているのに、無理やり完成できました。
ある意味、奇跡に近いほど、困難な設定なのに。
もうね、入賞したいとか、そんなことどうでも良くなってたんですよ。
とにかく、一度この設定で書かないと、恋愛小説や恋愛シーンは二度と書けない気がして、この設定で書きたかった。
ある意味、今回、過去トラウマの解消だったんです。
成仏できました。笑
これで、安心して、心置きなく、次のステップへ行けます。
実際の応募は、この土曜日に深大寺へ実地調査へ行くので、その雰囲気を手直ししてから、応募するつもりです。
きっと、ここまで、書いて完成すること自体にこだわる作品は、二度とありませんから。
書けないと悩む、書き初めは構想段階と、書く作業を、自分の中で、しっかりと上手く分化させることが大事なんですね。
まだまだできませんが、今回の困難な取り組みでなんとなく、その分け方のヒントをもらえた気がします。
その意味では貴重な経験でした。