昨日の、川柳の話の続きです。
(昨日5/17のアクセス数が233で、順位が33位でした)
今度、5/25(土)に一日体験を申し込んだ、NHK文化センター梅田教室の講座「現代川柳アンテナショップ」の講師は、小池正博さん。
昨日も書いたように、僕は『はじめまして現代川柳』の編者として知り、暮田真名さんを発掘(?)、育成されたことで、
僕にとっては大注目の方でした。
その他、短詩型文学にイベントでも、お名前をチラホラ拝見していたので。
でも、実際、お会いしたことも講義を受けたこともなかったので、どんな方なのだろう、と興味津々です。
この「現代川柳アンテナショップ」は、もし体験して内容がよければ、1期受ける気でもう完全にいるわけですが、
同一講座で、この教室はオンライン形態があるので、飲み会などなければ(おいおい)、そちらにしようかと思っています。
終わるのが、20時で少し遅いですしね。
それには、他に理由もあって、この講座は第4土曜日が定例なんですが、お昼にマーサ・ナカムラさんの詩のオンライン教室があるので、かぶっているんですよね。
時間帯が離れているので、そちらが終わってから梅田へ出かけるのも可能で、やぶさかではないんですが、億劫だな、と。(こらこら)
さて、小池正博さんって、一体、どんな方なのだろうか、と、検索してみたところ、こんな記事を見つけました。
正直、「おやっ」と思いました。
ご年齢的に、僕より上の方でしたので、てっきり昔から川柳をされていたのかと思い込んでいましたが、
お始めになったのが、1997年の27年前で、ご年齢(1954年生。現在70歳)からすると、かなり遅い時期なんですね。
ある意味、親近感が湧きました。
僕も遅く、文学創作の道に入りましたから。
ところで、日本の文学の中で、川柳の位置付けって、必要以上に軽視されてませんかね?
高校の国語便覧にも、俳句・俳人、短歌・歌人のページはあっても、川柳・柳人のページが実は皆無なんです。
みなさん、知っておられますか。
だから、この記事で言うところの、川柳ブームは、昔に比べたらの比較であって、短歌・俳句ブームに比肩できない、と僕は思っています。
だって、詩人・歌人・俳人の言葉に既視感はあっても、柳人なんて、変換したら、僕ですらワープロ変換にまず出るのが「龍神」ですから、ね。
で、記事の中でも紹介されている最新句集『海亀のテント』はもちろん、僕は購入して読んでいるのですが、
すごく新鮮で、みずみずしい句が、発想があって、ハッとさせられます。
その点でも、この『現代川柳アンテナショップ』の講座内容が〈テーマ別になったワークショップ形式らしい〉のも、小池さんの隠れた意図がありそうで、
正直、期待度500%なんです。
なんとなく、僕の中にある。手練れの学ビスト心を喚起するというか、野生の勘が、これはいいぞ、と囁くんですよね。笑
もともと、この講座を受ける気満々だったのですが、当初、半年遅れの参入予定の心づもりでした。
実は、山形大学の、オンライン小説教室があって、この前期はそちらを受講するつもりでした。
けど、どうやら、そちらは開講されないみたいなので、この川柳教室になった次第です。
こういう偶然が重なる時って、経験上、運命の歯車が動きだし、次のステージへ誘ってる時が多いんですよ。
これはこれで、シンクロニシティの一つな気がします。