ふと気づくと、1日体験を申し込んでいた、
NHK文化センターの「現代川柳のアンテナショップ」教室。
先日も書いた、雑誌『BRUTUS』の6/1最新号の「1行だけで。」の特集号に、柳人の小池正博さんも寄稿してたんですよね。
「おおっ。これは」と、例のシンクロニシティを感じてしまいました。
川柳教室も複数の講師にお教えいただいたので、もう行かなくていいかな、と思っていたんですが、
小池正博さんは名著『はじめまして現代川柳』の編集を手掛けている方で、
あの『宇宙人のためのせんりゅう入門』を書いた暮田真名さんの師匠筋ですから、
興味を惹かれずにはいられなかったんですよ。
ぜひ一度、教えをこいたいなあ、と。
暮田真名さんの、不思議な言語感覚は、すごく面白いし、学び取れるのなら、その育成過程を知りたくて仕方がなかったんですよ。
この『はじめまして現代川柳』も、暮田真名さんの本も、短詩型文学をやる人、詩を書く人は必読の本だと思うのですが、
短歌だけ、詩だけの、自分の創作ジャンルしか「わからない」と頑固に決めつける人は、きっと一生、読まないのでしょうかね。
もしくは、僕にとって、ごく普通のこと。
ジャンル横断ができない方はできない(と決めつけている)のだと思います。
もともと、僕はバドミントンを教える時も、バレーボール出身者はこうしたら、とか、ソフトボール経験者はこうしたら、とか、としえるので、
ジャンルは意味がないと、いや、それぞれの特徴を活かしてこそナンボで、それが指導者だ主義なのです。
ですから、僕の常識、他人の非常識なんでしょうね。
そもそも、自分が指導者になったら、もう学ばなくていい、と思われているのか。
それとも、格下に学ぶのは恥だ、の意識があるのか。
僕にはわかりません。
プロでもない、三下な僕は、どんどん学ばせて、かつ盗ませていただきますね。
今年度は、ずっと宣言しているように、小説創作の重点年度なんですが、
だからと言って、単純に、詩の創作を軽んじるかといえば、そんなつもりはありません。
そちらは、そちらで配分した時間数が少ないだけで、進化・改革は進めるつもりでおりますから。
マーサさんの詩の教室が中心になりますが、この小池正博さんの川柳教室も体験した内容によって、すごく面白かったら、
継続受講する事を計画しております。
そうそう。
毎月ハガキで出している、某地方新聞への短歌2首、川柳2句は、いまだ継続しておりますからね。
そちらへの、いい影響は出したいものです。