講談社児童文学新人賞を出してからは、特に何もしていないのに、バタバタと駆け足で過ぎてゆく毎日です。
四月から非常勤の仕事は再開されるのですが、持つ時間は決まっても、
まだ全然シフトが決まりません。
当然、仕事内容もわからないから準備もできず、すごく手持ち無沙汰です。
’23年度よりは、就業時間が増えたので、週休3日ではなくなり、平日はフル出勤になります。
これは敢えて、自分の行きたいカルチャーセンターの講座を優先したシフト希望を出したからなのですが、
世間的な基準では、自分でもバカなことをしていると自覚をしております。
だって、たった2回ポッキリ、各1時間だけのために、休日を潰すのですから。
ずるく考えれば、その1日・2日を休めばいいだけなんです。
でも、クライアントに迷惑をかけるので、そんな私利私欲(でもなくて、当然、労働者の持つ権利なのですが)はしたくなかったんです。
僕が、この仕事の常雇いの時は、父親の死去した時も、クライアントへ迷惑かからないよう、休まぬように頑張りました。
それがプロ社会人だと思ってましたから。
その講座、尾崎美紀さんの童話教室が自分にとって、どれほど大切な扱いになるかは、このブログの3/5(火)に書いたので、詳細は繰り返しません。(知りたい方は、3/5をご覧ください)
でも、昨日も書いた、シンクロニシティ・共時性の渦は、その3/5あたりの小出しながらずっと続いているんだよなあ、と強く思ってしまいます。
こういうシンクロニシティの渦の中にいるときは、普段ならなんてことのないちょっとした行動が、見る間に、あれよあれよと思わぬ事象を引き起こして、良い変化をもたらしてきます。
何度かあったので、とにかく丁寧に反応して、傍観するのではなく、その藁しべを拾って(=行動)見ることなんですね。
過去、一番に劇的だったのは、’16年に全国的な某賞(すみません、本名なので、書けません)を受賞した前後のこと。
その前の仕事関係の研究会での、ちょっとした発表報告が、某出版社の担当者さんの目に留まり、そこからの連絡へつながる。
さらにそれが、予定もしていなかった、その某賞を書く約束に確定してしまう。
時間的に仕事で塞がっているから無理だったはずが、たまたま〆切一日前にポッカリと仕事の空きができ、徹夜して執筆。
なんとか締め切り当日に、滑り込み応募。
また、その出版社への原稿を、単なる小さなリーフレットだと思いこんでいたのが、ちゃんとした共著の本として出版される原稿だったことが、後で判明。
その後、応募した某賞の受賞となる。
あと、2・3事件が続くのですが、それはここでは述べられません。
まるで、バタフライ効果のように、小さな波動が藁しべ長者的なものをもたらしてゆく経験でしたね。
そういえば、今月号の広報こうべで、1日だけの文化センターの講師の募集記事を、〈たまたま〉見つけました。
1次・2次選考を経て、決定するみたいですが、応募してみようと思います。
記事を発見した瞬間、「あっ!」と、これもシンクロニシティの一つかな、とわかってしまいました。
どうやら、例年、募集していたようですが、全然、気づきませんでした。笑
だって、普段、こんな募集欄を無視して、熟読しませんから。
これは、ここでも宣言しましたが、僕が得ている創作に関する知見を、「世に広く知らせ、伝えること」が自分の使命なんだ、と深く自覚できています。
(せっせと、毎日、書いている、このブログもその一環です)
別に自惚れているわけじゃなくて、そのためのスキルも実はすごくありますから。
いままでの16年間に及ぶ文芸(童話・小説・詩・短歌・川柳・俳句)に関する学びと取り組みと、無数に近い講座・創作教室・講演会を受講して得た知見もあります。
(その前の、絵画・美術系の通信制大学の学び8年間、さらにその前の20年間近い学びもありますが。)
でも、自分ではまだまだ力不足だ、小説や詩において、もっとちゃんとした賞をもらってから取り組もう、とずっと思っていたのですが、
どうやら受賞を待っていたら、このまま死んじゃいそうなので、笑
とりあえず、1歩だけでも、前へ打って出て、実績を作ることにしました。
カルチャーセンターの講師でも、失礼ながら、僕とそう変わらない実績の方もおられますし。
今回の応募の成否は別にして、前述したような、こんな小さな蝶のような取り組みが、やがて大きな羽ばたきになるのが、シンクロニシティ効果そのものなのは、僕自身がしっかりと理解してますからね。
この実施者募集は単なる〈たまたま〉止めるかどうかは、僕のその後の行動次第だし、逆に僕の預かり知らぬ運命そのものの決めることだと思っていますから。
あと、追記ですが、昨日、「ユリイカ」へ今月分の詩の投稿2篇を投函しました。
ひと月前から改稿を重ねて、今回は練りに練った作品となりました。
一定のレベル以上になっているのは確信がありますが、果たして、この方向性が合っているのかどうか。
正直、どちらか一つは佳作か入選してくれないと困ります。笑