昨日、大阪府立中央図書館で行われた「第40回 日産 童話と絵本のグランプリ」授賞式の見学に行きました。
(残念ながら、5回も応募したのに、一切、入選してません。笑)
いつもは受賞者と家族だけの、小さな会なのに、今回は記念の40回ということで、一般の人にも公開され、
選考の委員の方からの簡単な書く心得のトーク・ショーがあったりしました。
僕は、大昔、’08年に、1回だけ絵本の部でも応募してて、落選。笑
その後、童話の部では、’12年、’20年、’22年、’23年と最近はずっと応募して落選しています。
さて、授賞式は、すごく良かったです。
特に、今、講談社の児童文学作品を書いて悩んでいるだけに、心に沁みる体験でした。
童話の部の選考委員の冨安陽子さんは大ファンで、さまざまな講演会や児童文学の会合でお見かけしておりますし、吉橋通夫さんは以前、京都の朝日カルチャーで2度ほど童話教室を受講したことがあります。
絵本の部の選考委員の、黒井健さんは大ファンで絵本を何冊も持っていますし、高畠純さんも著名な絵本作家ですよね。
選考委員の先生方の話された内容は、また、いつかここへ書きたいと思いますが、
何よりも、朗読される童話の部の大賞作「今日にかぎって」(樺島ざくろさん)の作品が、すごく心に残り、感動しました。
僕なんぞのつまらない作品の、100倍は面白くて深くて、凄かったです。
こりゃ、落選して当たり前じゃんか、と思いました。
例年の受賞作よりも、今回のこの大賞作品は、頭3つか4つ分は抜きん出ている、と感じました。
出版されたら、ぜひ買わせていただきます。
昨日の、アニメ「葬送のフリーレン」の話といい、橘玲さんの著書『人生は攻略できる』の世界観といい、生きること、物語ることの共通性と深い結びつきに、くらくらします。
昨日の体験や過去の自作「からくり天狗飴」の経験がミッスクされて、なんだかよくわからない混乱した状態に今、います。
もう一度、「葬送のフリーレン」の第26話を観直したり、miletのエンデイング曲に浸ったりするから、もっともっと「物語って何だろう」の疑問の世界にいます。