第40回 日産 童話と絵本のグランプリ 授賞式の見学に行きました | 読書と、現代詩・小説創作、物語と猫を愛する人たちへ送る部屋

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小説や詩の創作、猫また大学通信を書いています。Twitterは、atlan(筆名:竹之内稔)@atlan83837218 放送大学在学中。「第8回新しい詩の声」優秀賞を受賞。
 京都芸術大学の通信洋画&文芸コース卒業/慶應義塾大学通信卒業/東洋大通信卒業/放送大大学院の修士全科生修了。

昨日、大阪府立中央図書館で行われた「第40回 日産 童話と絵本のグランプリ」授賞式の見学に行きました。

(残念ながら、5回も応募したのに、一切、入選してません。笑)

いつもは受賞者と家族だけの、小さな会なのに、今回は記念の40回ということで、一般の人にも公開され、

選考の委員の方からの簡単な書く心得のトーク・ショーがあったりしました。

僕は、大昔、’08年に、1回だけ絵本の部でも応募してて、落選。笑

その後、童話の部では、’12年、’20年、’22年、’23年と最近はずっと応募して落選しています。

 

さて、授賞式は、すごく良かったです。

特に、今、講談社の児童文学作品を書いて悩んでいるだけに、心に沁みる体験でした。

 

童話の部の選考委員の冨安陽子さんは大ファンで、さまざまな講演会や児童文学の会合でお見かけしておりますし、吉橋通夫さんは以前、京都の朝日カルチャーで2度ほど童話教室を受講したことがあります。

絵本の部の選考委員の、黒井健さんは大ファンで絵本を何冊も持っていますし、高畠純さんも著名な絵本作家ですよね。

 

選考委員の先生方の話された内容は、また、いつかここへ書きたいと思いますが、

何よりも、朗読される童話の部の大賞作「今日にかぎって」(樺島ざくろさん)の作品が、すごく心に残り、感動しました。

僕なんぞのつまらない作品の、100倍は面白くて深くて、凄かったです。

こりゃ、落選して当たり前じゃんか、と思いました。

 

例年の受賞作よりも、今回のこの大賞作品は、頭3つか4つ分は抜きん出ている、と感じました。

出版されたら、ぜひ買わせていただきます。

 

 

 

 

昨日の、アニメ「葬送のフリーレン」の話といい、橘玲さんの著書『人生は攻略できる』の世界観といい、生きること、物語ることの共通性と深い結びつきに、くらくらします。

昨日の体験や過去の自作「からくり天狗飴」の経験がミッスクされて、なんだかよくわからない混乱した状態に今、います。

もう一度、「葬送のフリーレン」の第26話を観直したり、miletのエンデイング曲に浸ったりするから、もっともっと「物語って何だろう」の疑問の世界にいます。