一昨日3/3に、このブログで、4月から受講する教室で、知ってる先生の小説系講座が出来たことを報告しました。
それが、もしかしたらオンラインも追加受講ができるようにしてくれたら、予定変更だな、という類の話をチラッと触れましたが、
念のため、他の文化センターやらもWEB巡回してみました。
す、ると、な、なんと! 毎日文化センター梅田で、尾崎美紀先生の童話教室を発見!
即座に、受講を申し込みました。
なんで、そんなに慌てたのかというと、話は、16年前に遡ります。
当時の僕は、アートアニメーションや絵本を制作したり、マンガ学会で発表したりして研究者へ進もうかと思っていたりしました。
でも、マンガ学会関係の研究者や創作者との会合で、どうしても研究よりも、自分で創作する憧れが消せないことに気づいてしまったんですね。
どれだけ深く、自分の文芸創作力や才能の無さとに絶望していても、それでも捨て切れない創作への憧れがあったんですね。
それで、諦め切れずに藁をも掴むつもりで始めたのが。’08年の毎日文化センターの通信童話講座(担当:尾崎美紀先生)でした。
毎月、わずか原稿用紙5枚程度の童話を書くのも大変で、何日もうーん、うーんと頭を抱えていました。
それでも、諦めたがる自分を叱咤激励して、賢治や南吉は勿論、他のプロの童話作品を何度も何度も読み直して、そのエッセンスを掴み取って、自作へ活かそうと努力して作品をひと月1篇、書き上げることができました。
その際の尾崎先生からの暖かい励まし講評は、今でも残していて、貴重な宝物です。
その、尾崎美紀先生の童話教室が前記のように、毎日文化センター・梅田で始まったことを偶然発見しました。
その曜日・時間も確認。
月1回の、わずか2回きりの教室です。
仕事を終えて大急ぎで出れば、無事、梅田へ到着可能でした。
思わず狂喜乱舞。
で、5月からの受講を申し込んだ次第です。
もう長い児童文学・童話は一旦、お休みと宣言しましたが、この教室は10枚以下なので、セーフです。笑
そんな宣言、僕だけの縛りなので、いつでも撤回できますけどね。
もともと、一切、童話を書かないつもりではありませんでしたから、ただ小説へ自分の少ないリソースを集中させたかっただけなので、片手間で書ける掌編や、書き直しはするつもりでした。
講義内容次第では、また変化が起こるかもしれません。
もう神様次第です。
最初にあげた、オンラインで追加をお願いしてくれる教室は、どちらかといえば、珍しい純文学系の歳若い作家さんなので、その毎月30枚の提出も、
本気でやると結構、大変だと思っています。
自分の中で、小説系の創作ヒントもあれこれ溜まってきているので、とにかく一度、児童文学の縛りをなくして、自由に書きたいんですよね。
書くためには、児童文学を読むことも一時、取りやめにしないといけなくてね。
で、以上のように見て行くと、
どうやらシンクロニシティの渦が大きく発生している気がしています。
文芸以外も含めると、僕の40年近い学ビストの生活では、学びによるこうした渦がやってくるチャンスが何度もあって、そこでのキッカケや発見で大きく進歩することって、山ほどありました。
この前、マーサさんの啓示により詩の飛躍のキッカケをいただきましたが、小説系でも貰えるのだったら、嬉しいです。