反〈ストーリー展開の呪縛〉との闘い | 読書と、現代詩・小説創作、物語と猫を愛する人たちへ送る部屋

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小説や詩の創作、猫また大学通信を書いています。Twitterは、atlan(筆名:竹之内稔)@atlan83837218 放送大学在学中。「第8回新しい詩の声」優秀賞を受賞。
 京都芸術大学の通信洋画&文芸コース卒業/慶應義塾大学通信卒業/東洋大通信卒業/放送大大学院の修士全科生修了。

ここになかなか書いてませんが、講談社児童文学新人賞向け原稿を書く、反〈ストーリー展開の呪縛〉との闘いは、ずっと続けています。

 

反〈ストーリー展開の呪縛〉のポイントは、山場から逆算と、人間ドラマの回収だと見定めて、

ひたすら逆算しつつ、キャラクターやエピソードを再点検・再創造してゆく。

その過程で、各章ごとに完結させる。

 

でも、まだ逆算無視の自分勝手に展開させたい助平心がどこかにあって、ひたすら邪魔される。

やる気をなくしたり、難しいからと避けたくなる。

新しいことをやるのは、脳が全力で拒否するって、脳科学者の中野信子さんが言ってた気がするけど、

まさにここ一週間いや、一ヶ月ずっとそれだ。

 

でも、すぐ2月も終わってしまうから、どこかでエイっとやるしかない。

新規参入は、「やっても無駄」と囁く左脳審査官、いつも、この邪魔する僕の中のもう一人の僕、とのガチンコ勝負になる。

 

今日も、午後から絵本教室だから、サボる理由がある。

 

昨日も、元々、永瀬清子現代詩賞へ出す予定の原稿を、再改稿しようと考えたり、

数日前に買った、荒川洋治の新詩集『真珠』を分析読みしたりして、この講談社原稿から逃げ回っていた。

うーん、原稿書きへ飛び込むのに、何かきっかけが欲しい。

 

2/10(土)に池袋コミュニティ・カレッジの『空想小説ワークショップ』(講師:浅暮三文さん)の体験授業を受けるので、

それが大きなきっかけにになるのは予想できてるけど、それまでに少しでも取り込まないとね。