新年、真剣に小説創作の立ち位置を、真剣に考えた。 | 読書と、現代詩・小説創作、猫を愛する人たちへ送る。(32分の1の毎日の努力を綴る)

読書と、現代詩・小説創作、猫を愛する人たちへ送る。(32分の1の毎日の努力を綴る)

文学創作と大学通信等を書いています。【やりたい夢(小説家)がある1/2→夢を叶える努力をする1/4→完成作を応募(挑戦)する1/8→落選する1/16→落選しても諦めず・また努力・挑戦する1/32】(=日々、この1/32の努力を綴るブログです。笑)

今年、書く小説作品は、ただ完成させることではなく、そこへ〈企み〉戦略も組み込めむこと。

また、そのために、【ストーリー展開の力学図】、【人物間の役割表】を書いてみる。

 

これを具体的な目標にしたい。

 

なんとなく書くのではなく、頭の中に整理するべきだ。

でないと、岩瀬成子的な表現マジックを、身につけることもできないのでは?

 

まだだ。

諦めるのは。

そう思いたい。

諦めるのは、この図表方式を終えてからでいい。

 

「天から与えられた、神聖なる才能に赦される小説創作を、法則化・図表化するとは何事か」

と、どこかで文型脳と常識脳が騒ぐ。

 

けど、経験年数が残り少ないから、即席で仕上げるにはこれしかないか。

 

「才能により、ただ書くだけで、作品化される。

 それができない者は小説を書くな」

 

こんな意見があっても、もちろん賛同できないから。

 

なんとなく書いて受賞作になるのなら、とっくにできているからね。

 

諦めないぞ。

 

何よりも、解析力・評論力が自分にあるのは事実だから、それを活用する方法を考える。

それも才能だよね。

 

物語で、変容する、キャラクター位置関係と、物語展開。

両方を考える表。

折々の追体験シーン。

児童文学用、純文学用の、それぞれの〈企み〉方法の確立。

 

やってみる価値のあることはある。

「才能がない」なんて嘆いたり、絶望したりしているだけなんて、僕には合わない。

 

だって、’16年12月の、8年以上前には全く書けなかった詩を、息するように書ける自分が、

現に、ここへいるから。

 

術(すべ)があるはず。

僕流の方法が。

それを見つけること。

まだやってないことがあるよ。

 

 

これはマンガ用の本だけど、読むと、すごく勉強になりました。

ここで、何度も書いているように、自己表現の延長線上の、別物の、商業要素を取り込むべき「詩」。

それが、自分が目指すものだと思っています。

 

当然、小説は、自己表現などではなく、その要素を孕んでも構わないが、

あくまでも、100%商業作品であるのが「小説」。

そこを無視してては、本人だけ苦ぢていないが、実は。

違う種類・ルールのスポーツをやっているレギュレーション違反で最初から落選していることになる、と思っています。

 

ですから、無意識に、〈自己表現化〉しているのが、実は小説における最大の落選理由ではないか、と疑っています。

だから、

この本に書かれているマンガのあり方こそ、僕が身につけるべきことなんですね。