昨日、放送大学スクーリング「哲学対話を楽しむ」の第1日目でした。
担当は、堀江 剛先生。
哲学と聞いて、難しそうと少し腰が引けておりました。
また、市井の、絵本での哲学カフェに参加して、大外れだったので、
あまり期待してなかったのですが、すごく面白かったです。
「言葉を丁寧にやりとりすること」が哲学だ、の先生の一言で、
自分に今までの慶應通信でとった哲学科目での、哲学思考ができなかった訳がようやくわかりました。
受講生自らがグループを作って対話を重ねる、ワークショップ形式で行うので、すごく手作り感があって、面白いです。
受講生の珍しい話、若い子のイタリア留学話とか、シナリオ・センター出身者のゲイバー見学の話とか聞けて、すごく楽しかったですね。
このスクーリングは、いろいろな人や年齢が集まる放送大学ならではの対話ができる点で、すごく貴重ですから、
ぜひ受講をお勧めします。
先生の話も的確で、知的刺激に富みますし、これでスク代5,500円は安い。です。
2日目の今日も楽しみにしています。
今学期とった3つの講義はどれもそれぞれ面白くて、
やはり、放送大学の面白さはスクーリングだな、と実感できましたので、
残り4期・11単位(11個)ともスクーリングにしようかと改めて思いました。
僕は、卒業が目標でなく、新しい知識を得て、勉強したいから、在籍しているのでね。
(それでも、今回は次回の再入学時に長くいるために、一応、卒業しておきますが。)
来期4月からは、以下のあたりを取る予定です。
・京都「教科書掲載の短編小説(近代編)」……決定。ぜひ。
・兵庫「映画学入門」……内容次第
・滋賀「絵本とのふれ合いから学ぶ心理学」……内容次第
今回のスクの体験で、1期一つぐらいは、泊付きの遠征もしていいか、と思い始めています。
東京圏へ行くと、交通費・宿代で、3万円弱かかるので、キツイんですが、
他だ、となんとか1万5,000円ちょっとになるなら、行けるかな。
今期の山口スクーリング「村上春樹」は、2万5,000円ほどでした。
・石川「児童文学作品を読み直す」……内容がよっぽど面白ければ、不便でお金もかかりますが行きたいです。1万7,000円ほど
・福井「ペン画入門」……上記の石川とどっちか一つ行こうか迷っています。1万5,000円ほど
今までの20年にも及ぶ、大学通信教育の経験から、スクーリングで、【ハズレ】を引くのは想定の範囲内です。
要は、興味のあることなら、完全なハズレは免れるので、できるだけその方向で選びますが、
興味のある分野ばかりだと大当たりの知的な発見も少ないので、痛し痒しです。
今回のような、近畿圏の時に、冒険してみることにしています。
あと、話は変わりますが、
詩誌「ココア共和国」の4月号に佳作入選で、3ヶ月ぶりに入国できました。
いくら全力投球の作品ではないとはいえ、2回連続で落選でしたからね。
気をよくして、見送り予定だった今月でしたが、提出分を改稿作で投稿しました。