昨日の、詩のフェスタ兵庫で開かれた「峯澤典子さん講演会」は、凄まじいほどの充実ぶりだった。
講演会というよりも、詩の読み方の講義形式で語られた。
ここまで、赤裸々に読み方や感性をさらけ出しての、自分おお気に入りの詩人たち、谷川俊太郎をはじめ、黒田三郎、他に関する講義を、不特定多数の講演会では、なかなか言えない。
どんな人がここへ来ているか、わからないのだから。
峯澤さんが、詩を愛して、その魅力を広めたいと思われているのが、非常によくわかり、そのお気持ちにも感動しました。
また、その詩の世界観がわかったから、投稿しやすくなった、と思った。
その意味で、すごく勉強になった。
投稿は、今まで「ユリイカ」が事前に投稿がわかるから、と優先して応募してきたが、もうやめようとかと思う。
だって「ユリイカ」は、顔が見えないですから。
それを捨てて、同じ落選し続けても、峯澤さんにただ読んでもらうだけでいいから、
今年度の残り半分をこれから「現代詩手帖」へ投稿し続けようと決意した。
不思議に思ったのは、聞いている聴衆の方々、こんなんも素晴らしい講義を受けているのに、メモを取らず、ただ聞いているだけの方が大部分なこと。
うーん、〈学びスト〉じゃないんだよな。
今の感動は、明日になれば、半分に、
一週間たてば、さらに半分に減じて、やがて消えてしまうのに。
学び方の違いを、その差を、圧倒的に感じた。
何せ、この感動は作品を見せないと、伝えきれませんから。
作品とメモを見せても、きっと伝わらないだろう。
いや、ほんと、僕の今まで受けた、80個以上あるだろうと思われる講演会歴の中でも、ベスト5に入るレベルの高さでした。
〈ニッサン童話と絵本のGP〉用10枚を書かないといけないのに、少しだけ詩を書こうと思いました。