久々に兵庫県立美術館へ。「富野由悠季の世界」 | 読書と、現代詩・小説創作、物語と猫を愛する人たちへ送る部屋

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小説や詩の創作、猫また大学通信を書いています。Twitterは、atlan(筆名:竹之内稔)@atlan83837218 放送大学在学中。「第8回新しい詩の声」優秀賞を受賞。
 京都芸術大学の通信洋画&文芸コース卒業/慶應義塾大学通信卒業/東洋大通信卒業/放送大大学院の修士全科生修了。

昨日、久しぶりに展覧会へ行きました。

場所は、兵庫県立美術館で「富野由悠季の世界」。
そう。ガンダムの富野由悠季さんです。
 
富野さんの、ガンダムやイデオンの監督とは知っていましたし、
手塚治虫プロや、ジブリの宮崎駿さんらとの関わり、アニメ「アルプスの少女ハイジ」との関係も、よく存じておりました。
 
何せ、僕は一時期、趣味でアートアニメーションを作っていて、
アニメーション制作・研究はかなりやりましたから。
 
でも、「ラ・セーヌの星」なんてものにも関わっていたとは、全く気づいていませんでした。
展示を観ていて、懐かしいなあ、とか、凄いなあ、とか
様々な感想も持てて、凄く面白かったです。
 
でも、
ただロボットが活躍するアニメーションではないモノを作ってきた認識自体は、
観る前からありましたが、それらを超えて、
クリエイティブな構想力や、自分のイメージを作品化するプロデュース力に圧倒されてしまいました。
行って、ほんと良かったです。
あまりにもたくさんの展示で、2時間近くかかりましたが。
 
また、今回、
少年時代から青春時代を、富野作品を観て育った単なる視聴者としてだけではなく、
物語や作品を作り上げる同じクリエイターとしての目で、富野作品を見直しました。
結果、自分が作品世界を作る時に、いかに行き当たりばったりの、
やっつけ仕事をしてるんだな、と大いに反省できました。
 
自分の残り少ない時間を、ちゃんとしないとと、気を引き締めました。
自分の無能さを嘆いてばかりいても仕方ありません。
 
コツコツといい仕事を時間をかけて、積み上げるのみ。
それしかありませんから。
 
 
公式パンフレット、4.400円と高いですが、買いました。