振り返り | 読書と、現代詩・小説創作、物語と猫を愛する人たちへ送る部屋

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小説や詩の創作、猫また大学通信を書いています。Twitterは、atlan(筆名:竹之内稔)@atlan83837218 放送大学在学中。「第8回新しい詩の声」優秀賞を受賞。
 京都芸術大学の通信洋画&文芸コース卒業/慶應義塾大学通信卒業/東洋大通信卒業/放送大大学院の修士全科生修了。

2年前の6/19のこのブログを読んでいたら、TVドラマの「ボク、運命の人です」の最終回について書いてました。

これは亀梨くんと、木村文乃さんのラブコメディで、
未来から来た亀梨くんの息子と称する不思議な存在に導かれながら、
二人が恋をしていく話でした。

ラスト近くで、
二人が独白する運命についてのコメントに泣かされた、と当時、書きました。

「最初は、運命なんて何の役にも立たないと思っていた…でも、少しだけ信じてみようと思った」
「最初は、運命なんて気持ち悪いだけだった…でも、信じるのが怖かった」

「信じて走り出すと、不思議なことが次々起こった」
「不思議な出来事が少しずつ心を溶かして行った」

「きっと運命とは、諦めず信じ続けた者だけが、たまに受け取れる、ご褒美のようなものだ」
「きっと運命とは、ただの偶然だと切り捨てていたものの中に紛れ込んでいる、宝石のようなものだ」

「運命なんてないと思っていた」

これらのセリフ群、今でも忘れられません。

転勤したてで、敵対する世界と、
ある意味、自分の能力以上の「運命」と闘っていた僕には、
心に染み入る、ほんと素敵なドラマでした…。

「信じて走り出す」ことと、
「諦めず信じ続ける」ことで、
手にすることができる運命からのご褒美。
ほんと、それを日々、実感しています。
当時も今も。

日々、仕事に追い詰められて、
何も出来ない日も多いけど、
こうして、朝の活動を通勤電車の中でも、ほんの30分でも積み重ねることの効果、
何年も継続したときに得られる凄さは、
僕自身が納得しているところ。

運命は努力した者にのみ、ほんの少し微笑むときがあるから。

その気まぐれな運命の女神へは、挑戦し続けるしか出会える術はない。
「小説を書ける」という挑戦できる手段を得ただけでも、僕は幸せなんだと思うから。

無駄だと思うことにも耐えて、
最後の最後まであがいてあがいて、あがき抜く。