ひたすら読み、考える | 読書と、現代詩・小説創作、物語と猫を愛する人たちへ送る部屋

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小説や詩の創作、猫また大学通信を書いています。Twitterは、atlan(筆名:竹之内稔)@atlan83837218 放送大学在学中。「第8回新しい詩の声」優秀賞を受賞。
 京都芸術大学の通信洋画&文芸コース卒業/慶應義塾大学通信卒業/東洋大通信卒業/放送大大学院の修士全科生修了。

クロード・シモンの『路面電車』と、上田岳弘の『私の恋人』をひたすら読む。

どちらも、一般的な小説とはかけ離れた作品。
しかも、敢えて交互に読むという変則的なやり方で。

見るべきはストーリーじゃない。
非ストーリー的な要素。
因果プロットと、段落パラグラフの、まとめ方だ。
人物と人物の、関係性も。

同時に、
自分が今まで身につけてきた小説らしさのセオリーを確認しつつ、
それとの適合性を吟味する。
思い込みはないか、
勘違いしてなかったか。

現代詩的ななんでもありからの、見方で、
小説を分解、分析を繰り返してみる。